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ヒューマナ、第2四半期決算は予想上回るも通期見通し据え置きで株価下落

Summary
米医療保険大手ヒューマナが発表した第2四半期決算は、調整後利益が市場予想を上回った。しかし、通期の利益見通しを据え置いたことが嫌気され、株価は時間外取引で大幅に下落した。
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Background
米医療保険大手のヒューマナが29日に発表した第2四半期決算は、調整後1株当たり利益が市場予想を上回った。しかし、競合他社が業績見通しを引き上げる中で同社が通期見通しを据え置いたことが投資家の失望を誘い、株価は時間外取引で約9%下落した。
予想を上回る第2四半期決算
同社の第2四半期決算の主な内容は以下の通り。
- 調整後1株当たり利益(EPS): 7.61ドル。LSEGがまとめたアナリスト予想の7.22ドルを上回った。
- 売上高: 前年同期比26.2%増の408億7000万ドル。市場予想の406億1000万ドルを超えた。
- 医療費支払率(MCR): 91.2%。保険料収入に占める医療費の割合を示すこの指標は、アナリスト予想の91.19%とほぼ一致し、同社の想定通りの水準だった。
一方で、同社は通期の純利益見通しを従来の「1株当たり少なくとも8.36ドル」から「同6.52ドル」へと引き下げた。
通期見通し据え置きが失望売りを誘う
Ad株価下落の主な要因は、同社が通期の調整後1株当たり利益見通しを「少なくとも9ドル」に据え置いたことにある。最大手のユナイテッドヘルス・グループなど競合他社がコスト管理の改善を背景に業績見通しを引き上げており、市場ではヒューマナに対する期待も高まっていた。
投資家は、予想を上回る四半期決算を受けて、通期見通しが引き上げられることを期待していたが、それが実現しなかったため売りが優勢となった。
メディケア・アドバンテージ市場の動向
ヒューマナは、65歳以上の高齢者や障害を持つ人々を対象とした民間の医療保険制度「メディケア・アドバンテージ」の主要な提供企業の一つ。この市場はかつて保険会社の収益の柱だったが、ここ3年間は医療費の高騰や政府からの償還率引き下げにより、事業環境が悪化している。
一部の競合が同市場から撤退や規模縮小を進める中、ヒューマナは会員獲得を拡大する戦略を採っている。第2四半期には、個人のメディケア・アドバンテージプランの会員数が23%増加したことを明らかにし、年間の会員数増加見通しも維持した。