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レンタカー大手ハーツ株が下落、アクマン氏のパーシング・スクエアが全株売却

Summary
著名投資家ビル・アックマン氏率いるパーシング・スクエアがハーツの持ち分を全て売却したことが明らかになり、投資家心理が悪化。前日のS&Pによる信用格付け引き下げも株価の重荷となった。
米レンタカー大手ハーツ(Hertz)の株価は13日の時間外取引で、著名投資家ビル・アックマン氏が率いるパーシング・スクエアが同社株を全て売却したとの報道を受け、投資家の信頼が揺らぎ下落した。
パーシング・スクエアの全株売却が判明
パーシング・スクエアは2026年7月中にハーツの持ち分を完全に手放していたことが明らかになった。アックマン氏は電話会見で、ハーツが6月に行った株式発行を「不手際で不要なものだった」と批判し、これを機にポジションを解消したと述べた。
同社のライアン・イズラエル最高投資責任者(CIO)も、ハーツの経営陣に対する信頼を失ったと付け加えている。市場に影響力を持つ大口機関投資家の撤退は、他の投資家にとって重要な売り材料と見なされる。
S&Pによる格下げも重荷に
このニュースは、前日に発表された信用格付けの引き下げによる圧力に追い打ちをかけた。S&Pグローバル・レーティングは、ハーツの格付けを「B-」から「CCC+」に引き下げた。
Ad格下げの理由として、S&Pは「持続不可能な資本構成」と、以下の満期を迎える債務に関連する「借り換えリスクの高まり」を挙げている。
- 2028年満期の社債:約28億ドル
- 2029年満期の社債:さらに25億ドル
市場の反応と背景
一連の悪材料を受け、ハーツの株価は時間外取引で2.8%下落し、2.28ドルとなった。同日の通常取引では、先週の第2四半期決算が市場予想を上回ったことを受けた個人投資家の買いが続き、株価は一時2.95ドルの高値をつける場面もあった。
しかし、パーシング・スクエアという著名な投資家の完全売却が明らかになったことで、それまでの上昇分は急速に失われた。これは、好調な業績への期待感よりも、大口投資家の信頼喪失と財務リスクへの懸念が市場で優勢になったことを示している。