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FTSE100反落、ホルムズ海峡危機が重し 英小売売上高は予想上回る

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英国のFTSE100指数は、ホルムズ海峡における地政学的リスクの高まりを嫌気して下落した。予想を上回る好調な8月の小売売上高も、市場の懸念を払拭するには至らなかった。
18日のロンドン株式市場でFTSE100指数は反落した。中東のホルムズ海峡における地政学的リスクの高まりが投資家心理を圧迫し、予想を上回る英国の小売売上高という好材料を打ち消した。
ホルムズ海峡の緊張高まる
イラン革命防衛隊がホルムズ海峡を通過しようとしたトーゴ船籍のタンカーを攻撃したとの報道を受け、中東情勢への懸念が強まった。同海峡を通過した貨物船は17日の6隻から18日には4隻に減少し、10日間の平均である約16隻を大幅に下回ったと報じられている。
アクシオス(Axios)が報じたところによると、トランプ米大統領はイランに対する強硬姿勢を示唆。国連西アジア経済社会委員会のラニア・アル・マシャト氏は、紛争が最初の1カ月でアラブ経済に約1500億ドル(地域のGDPの約4%に相当)の損害を与えたと述べた。
市場の反応と英経済指標
協定世界時午前7時15分(日本時間午後4時15分)時点で、FTSE100指数は0.31%安となった。他の欧州市場でも、ドイツのDAX指数が0.44%安、フランスのCAC40指数が0.38%安と全面安の展開だった。
Ad一方、英国の経済指標には明るい材料も見られた。英国家統計局(ONS)が発表した8月の小売売上高(数量ベース)は前月比0.5%増となり、市場予想の0.2%減を大幅に上回った。この結果を受け、英ポンドは対ドルで0.07%高の1.3367ドルまで上昇した。
安全資産と原油市場の動向
地政学的リスクの高まりを受け、安全資産への逃避が鮮明となった。金現物価格は1.14%上昇し、1オンス4,390.68ドルを付けた。
一方で、原油価格は下落。ブレント原油先物は2.1%安の1バレル102.62ドル、WTI原油先物は1.8%安の100.10ドルで取引された。これは、サウジアラビアがフーシ派の攻撃で損傷した東西パイプラインの輸送能力を数日中に一部回復させる可能性があるとの報道や、中国がイランに対しフーシ派を抑制するよう要請したとの観測が背景にある。