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銅価格の史上最高値受け、フリーポート・マクモラン株が急騰

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Sep 8, 20261 min read
銅価格の史上最高値受け、フリーポート・マクモラン株が急騰
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銅生産大手フリーポート・マクモラン(FCX)の株価が、8日の午前中の取引で7.4%急騰した。これは、ロンドン金属取引所(LME)の銅3カ月先物価格が、前日に続き史上最高値を更新し、1トン当たり14,694ドルに達したことを受けた動きである。

銅価格高騰の背景

銅価格の記録的な高騰は、複数の要因が重なって引き起こされた。市場では投機的な買いが活発化しているほか、LME指定倉庫の在庫が5月下旬から約40%減少し、供給が逼迫していることが背景にある。

さらに、米国が精製銅の輸入品に関税を課すとの市場観測が根強く、米国内の倉庫に大量の銅が引き寄せられていることも、他地域の供給を圧迫する一因となっている。

フリーポート株への影響

フリーポート・マクモランのビジネスモデルは、銅価格の変動に対して高い収益レバレッジを持つという特徴がある。同社の感応度分析によると、銅価格が10セント上昇するごとに、年間EBITDA(利払い・税引き・減価償却前利益)が約3億9000万ドル増加すると試算されている。今回の記録的な銅価格は、同社の通期業績見通しを大幅に押し上げる可能性を示唆している。

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また、バークレイズ、JPモルガン、ゴールドマン・サックス、バンク・オブ・アメリカといった主要投資銀行が同社株に「買い」相当の評価を与えていることも、投資家心理を支え、商品市況の好材料に積極的に反応する地合いを醸成した。

市場全体の動向

この日の株価上昇はフリーポート社固有のものではなく、同業のサザン・コッパーもほぼ同様の年初来の株価推移を辿っており、銅セクター全体での反応であることが確認された。一方で、同日の米国株式市場はS&P 500が0.4%、ダウ平均が1.1%下落するなど軟調に推移しており、フリーポート株の上昇は市場全体の追い風によるものではなく、完全に商品市況主導の動きであったことが際立っている。

株価は一時78.12ドルをつけ、52週高値の80.24ドルに迫った。年初来の上昇率は44%に達しており、銅の強気市場が世界最大の銅生産上場企業の評価をいかに大きく変えたかを反映している。

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