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エルケム第2四半期決算、減益も予想上回る シリコン価格下落が影響

Summary
ノルウェーのシリコン素材メーカー、エルケムが発表した第2四半期決算は、シリコン価格の下落で減益となったものの、EBITDAは市場予想を上回った。コスト削減策が奏功し、業績を下支えした。
ノルウェーのシリコン素材メーカー、エルケム(Elkem)が発表した第2四半期決算は、EBITDA(利払い・税引き・減価償却前利益)が市場予想を上回った。シリコン製品の販売価格下落が響き減益となったものの、進行中のコスト削減策が業績を下支えした形だ。
第2四半期は減収減益
同社によると、第2四半期のEBITDAは5億2300万ノルウェー・クローネ(NOK)となり、アナリストの予想平均である3億7700万NOKを大幅に上回った。ただし、前年同期比では19%の減少となった。
営業収益は前年同期比4%減の37億1000万NOKだった。この業績悪化の主な要因は、シリコンおよびフェロシリコン製品の販売価格が下落したことによる。また、カーボンソリューション部門も販売量と平均販売価格の双方の減少により、EBITDAが低下した。
コスト削減と財務戦略が奏功
エルケムは、コスト削減プログラムが当初の目標を上回る成果を上げていることを明らかにした。組織の合理化とコストカットにより、現在では年間6億NOKを超える経費削減が見込まれている。
Ad財務面では、同社は当四半期中に18億NOKの株式発行による資金調達を完了したほか、主要な銀行融資枠のリファイナンス(借り換え)も実施した。
第3四半期の見通し
エルケムは第3四半期の見通しについて、シリコン製品部門が季節的な需要減速の影響を受けると予測している。一方で、カーボンソリューション部門の業績は概ね安定的に推移するとの見方を示した。
同社は、コスト削減プログラムが第3四半期以降も引き続き業績にプラスに寄与するとしている。市場関係者は、価格圧力と需要の季節変動を、継続的なコスト効率化でどの程度相殺できるかに注目している。