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EDP CEO、EU加盟国の再生エネ許認可改革の遅れを指摘 投資の足かせに

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Jul 16, 20261 min read
EDP CEO、EU加盟国の再生エネ許認可改革の遅れを指摘 投資の足かせに

Summary

ポルトガルの大手電力会社EDPのCEOは、再生可能エネルギープロジェクトの許認可手続きを迅速化するためのEUの改革が、多くの加盟国で適切に実行されておらず、投資の遅延を招いていると警鐘を鳴らした。

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ポルトガルの大手電力会社EDPのCEO、ミゲル・スティルウェル・ダンドラーデ氏は木曜日、欧州連合(EU)加盟国が再生可能エネルギープロジェクトの許認可改革を適切に実施しておらず、クリーンエネルギーへの投資が滞っているとの見解を示した。同氏によれば、問題はEU全体の方針ではなく、各国の実行段階にあるという。

許認可プロセスの遅延がボトルネックに

ダンドラーデ氏は記者団に対し、「問題は欧州(EU)にあるのではない。加盟国や地方政府の現場での実行にこそ問題がある」と述べ、ロシアのウクライナ侵攻後にEUが導入した許認可の簡素化措置が、ポルトガル、ポーランド、イタリアを含む多くの国で完全に履行されていないと指摘した。

EDPが1月に示したデータによると、欧州における再生可能エネルギープロジェクトは、建設自体には通常12〜18ヶ月しかかからないにもかかわらず、環境許認可の取得に4〜6年を要することがある。この長期にわたるプロセスが、欧州全域で投資決定を遅らせる大きな要因となっている。

EUの取り組みと各国の対応

欧州委員会は、再生可能エネルギーに関する指令を国内法に完全に移行させていないとして、昨年8月に26の加盟国に対して侵害手続きを開始している。この動きは、EUレベルでの目標と各国の実行との間に乖離があることを示している。

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この件に関し、ポルトガルの環境省報道官は、同国が「許認可を可能な限り合理化・円滑化する」ための措置を講じているとコメントした。一方で、イタリアのエネルギー省およびポーランド政府の報道官は、コメントの要請に応じなかった。

EDPの投資計画と市場への影響

EDPは、子会社で世界第4位の風力発電事業者であるEDP Renovaveisを通じて、世界29カ国で事業を展開している。同社は2026年から2028年にかけて120億ユーロ(約137.4億ドル)を投資する計画で、その大半は再生可能エネルギー容量の拡大に充てられ、特に米国市場に重点を置いている。

欧州での許認可プロセスの遅延は、EDPのようなグローバル企業にとって、米国など他の地域への投資をより魅力的にする可能性がある。投資家にとって、各国の規制・許認可環境は、エネルギーセクターへの資本配分を決定する上で重要なリスク要因となる。

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