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シティ、欧州防衛株に強気見通し トップピック銘柄は60%の上昇余地と評価

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シティは欧州の防衛関連株セクターに対する投資判断を強気に転換した。同社のアナリストは、資金調達の懸念や戦争技術の変化、個別企業の業績不振といった逆風にもかかわらず、最近のセクター全体の株価調整が大きな上昇機会を生み出していると指摘している。
株価調整が投資機会に
シティの分析によると、欧州の防衛セクターは市場の懸念から株価が下落(ディレーティング)しており、その結果としてバリュエーション(株価評価)が魅力的な水準になっているという。投資家が抱えるいくつかの不確実性は存在するものの、それを補って余りある潜在的なリターンが見込めるとの見解だ。
トップピックは英バブコック
シティが同セクターにおけるトップピックとして挙げたのは、英国の防衛大手バブコック・インターナショナル・グループ(Babcock)だ。同行は、同社の目標株価に対して60%もの上昇余地があると試算している。
シティは、投資家がバブコックに対して懸念を抱いていることも認識している。具体的には、以下の点が挙げられる。
Ad- 売上の65%を英国の防衛関連が占めるという高い依存度
- 新型フリゲート「31型」建造計画における最近の1億4000万ポンドの費用計上
懸念を払拭する事業の重要性
しかしシティは、これらの懸念を上回る強みがあると分析する。英国向け事業の65%のうち、その4分の3(75%)は、英国の原子力潜水艦隊の保守や英国海軍の水上艦隊の大部分の維持管理といった、国家安全保障上きわめて重要性の高い業務に関連している。
シティは、これらの事業が今後も安定的に資金提供を受ける可能性が高いとみている。また、31型フリゲート計画に関するリスクについても、1番艦の完成が近づくにつれて減少していくと予想している。