Story

シティ、バーナム次期英首相就任を控えポンドに戦術的弱気

ENTHMSVIIDZHZH-TWJAKOHI
Jul 11, 20261 min read
シティ、バーナム次期英首相就任を控えポンドに戦術的弱気

Summary

シティは、アンディ・バーナム氏の7月20日の次期首相就任がポンド売り材料になると分析。過去の政権交代時のパターンに基づき、ユーロ/ポンドが0.85近辺まで上昇する可能性を指摘した。

Text size
Background

シティは、アンディ・バーナム氏の次期英国首相就任を控え、英ポンドに対して戦術的に弱気な見方を示した。同行は、この政治イベントがポンド売り・ユーロ買いのきっかけとなり、ユーロ/ポンド相場を押し上げる可能性があると分析している。

新首相就任が相場の転機か

シティが注目するのは、バーナム氏が正式に首相に任命されるとみられる7月20日以降の相場展開だ。同行は、ユーロ/ポンド相場が0.8450~0.85のレンジに向けて上昇する余地があると指摘する。

この見通しに基づき、シティは今後数日間にユーロ/ポンドが下落する(ポンドが上昇する)局面があれば、7月20日以降のユーロ/ポンド上昇に備えて戦術的にポジションを構築する好機と見ている。ただし、ポンドの売りポジションはキャリーコストが高いため、タイミングが重要であるとも付け加えた。

過去のパターンと市場の不確実性

Sample IUX Markets – In-articleAd

シティの分析は、英国のEU離脱(ブレグジット)以降の首相交代時の値動きに基づいている。過去4回の首相交代では、いずれも新リーダーの就任後にユーロ/ポンドが上昇する傾向が見られたという。

これは、新リーダー就任前に市場の楽観論が完全に織り込まれ、就任後に現実的な課題が明らかになるにつれて失望感が広がり、ポンドが売られるというパターンを反映している可能性がある。市場はバーナム氏の財政規律を維持するとの発言を好意的に受け止めているが、リーヴス現影の財務相を留任させるかを含め、具体的な政策を巡る不確実性は依然として高いままだ。

投資家への示唆

シティは、ポンドに対する基本的な弱気スタンスを維持しつつも、今回の見解はあくまで戦術的なものと位置付けている。また、現在のユーロ/ポンド相場は、両地域の相対的な金利差から見て過小評価されているとも指摘しており、これがユーロ買い・ポンド売りを後押しする一因となり得る。

Back to latest news

LATEST