
ホルムズ海峡の再開は不透明、フーシ派攻撃で原油供給リスクが深刻化
ホルムズ海峡の再開見通しが立たない中、イランを後ろ盾とするフーシ派によるサウジアラビアのエネルギー施設への攻撃が報じられ、供給懸念から原油価格は続伸している。
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ホルムズ海峡の再開見通しが立たない中、イランを後ろ盾とするフーシ派によるサウジアラビアのエネルギー施設への攻撃が報じられ、供給懸念から原油価格は続伸している。

金曜の欧州天然ガス価格は小幅に反発したものの、週間では2週連続の下落を記録した。中東の緊張緩和が価格を押し下げる一方、タイトな供給状況が下値を支える展開となっている。

シティは、米・イラン間の紛争解決が遅れるとの見方から、第3四半期のブレント原油の平均価格見通しを1バレル=75ドルから80ドルに上方修正した。長期的な見通しは据え置いている。

金価格は週間で今年2月以来の大幅な上昇を記録し、1オンスあたり4300ドル台を回復した。米国の弱い雇用統計を受けてFRBの利上げ観測が後退したことや、ETFへの資金流入再開が背景にある。

金価格は前週末に付けた7週ぶりの高値水準で安定的に推移している。投資家は中東の地政学的リスクと、米国のインフレ指標発表を前にした連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策の方向性を見極めている。

月曜日の取引で原油価格が続伸した。主要航路であるホルムズ海峡の再開を巡る不透明感に加え、イエメンのフーシ派によるサウジアラビアのエネルギーインフラへの新たな攻撃が、供給リスクへの懸念を強めている。

イランは、世界の石油輸送の要衝であるホルムズ海峡の再開について、米国に対し制裁解除や軍事的脅威の停止、損害賠償など複数の条件を提示した。オマーンとの新航路設定に関する合意は最終段階にあるものの、米国の譲歩が前提となる。

週明けの原油市場は、主要な輸送路であるホルムズ海峡の再開を巡る不透明感が続き、価格が上昇した。イランが新たな航路に関する合意が最終段階にあると述べる一方、米国への要求も示唆している。

イランは、オマーンとのホルムズ海峡における新たな航路に関する協定が最終段階にあると表明した。しかし、世界的なエネルギー供給の要衝である同海峡の再開には、米国による制裁解除などの条件履行が必要だとし、中東の緊張が続いている。