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原油価格が続伸、ホルムズ海峡の再開不透明感とフーシ派攻撃で供給懸念

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Aug 10, 20261 min read
原油価格が続伸、ホルムズ海峡の再開不透明感とフーシ派攻撃で供給懸念

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月曜日の取引で原油価格が続伸した。主要航路であるホルムズ海峡の再開を巡る不透明感に加え、イエメンのフーシ派によるサウジアラビアのエネルギーインフラへの新たな攻撃が、供給リスクへの懸念を強めている。

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月曜アジア時間序盤の取引で原油価格が続伸した。世界の石油輸送の要衝であるホルムズ海峡の再開時期が依然として不透明なことに加え、イランが支援するイエメンのフーシ派がサウジアラビアのエネルギー施設を攻撃したと発表し、地政学リスクの高まりが供給懸念を煽っている。

東部時間20時37分(日本時間火曜日午前9時37分)時点で、ブレント原油先物は1.1%高の1バレル=84.45ドル、WTI原油先物は1.2%高の78.18ドルで取引された。ブレント原油は直近3営業日で5%以上上昇している。

ホルムズ海峡の再開を巡る不透明感

市場の焦点は、依然としてホルムズ海峡の再開に向けた外交努力に注がれている。イランのアラグチ外相は週末、オマーンとの間で航路を確立する合意が「非常に近い」と述べた。しかし同氏は、合意が直ちに海峡の完全な再開を意味するものではないとも警告し、エネルギー供給の早期正常化への期待を後退させた。

イランは、米国による暫定和平合意違反を理由に、現時点での米国との直接交渉を否定している。テヘランは海峡の完全再開の条件として、以下の点を改めて提示した。

  • 米国による海上封鎖の解除
  • 制裁の撤廃
  • 戦争被害に対する補償
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週末にはアブダビ国営石油会社(ADNOC)のタンカーが海峡で攻撃対象となるなど、航行の安全に対する懸念は根強い。ワシントンは航路管理に関する協議に関与していると述べているが、イラン側はこの主張を否定している。

フーシ派の攻撃が地政学リスクを増幅

供給懸念をさらに高めているのが、イランの支援を受けるフーシ派の動向だ。フーシ派は、紅海に近いサウジアラビアのジャザン製油所を攻撃したと主張した。これに対しサウジアラビアは、国営石油会社アラムコの同製油所で発生した火災は鎮火されたと発表している。

今回の攻撃は、紛争がホルムズ海峡を越えて中東の代替的な石油輸出ルートにまで拡大するとの懸念を強めている。ANZのアナリストは、ホルムズ海峡再開に向けた協議開始の報で一度は急落した原油価格が、再開の難航が明らかになるにつれて回復するなど、不安定な値動きが続いていると指摘している。

一方で、ウクライナがカザフスタンの原油輸出に不可欠な黒海のエネルギーインフラや、ロシア籍以外の特定のタンカーを標的にしないことで合意したため、一部の供給リスクは緩和された。同地域のカスピ海パイプラインコンソーシアムのターミナルはここ数週間、繰り返し攻撃を受けていた。

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