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金価格、7週ぶり高値圏で安定 中東情勢と米金融政策の行方に注目

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Aug 10, 20261 min read
金価格、7週ぶり高値圏で安定 中東情勢と米金融政策の行方に注目

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金価格は前週末に付けた7週ぶりの高値水準で安定的に推移している。投資家は中東の地政学的リスクと、米国のインフレ指標発表を前にした連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策の方向性を見極めている。

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週明けの市場で金価格は、前週末に到達した7週間ぶりの高値圏で安定的に推移している。投資家は中東の地政学的情勢の不確実性と、今週発表される米国の主要インフレ指標に注目しており、今後の米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策の方向性を探っている。

米雇用統計の軟化が金価格を支援

先週金曜日に金価格が急伸し、6月17日以来の高値を付けた背景には、同日発表された米国の7月非農業部門雇用者数が予想外に減少したことがある。さらに、前月分の雇用者数も大幅に下方修正された。

この労働市場の軟化を示すデータを受け、市場ではFRBが9月の会合で利上げに踏み切るとの観測が大幅に後退した。Investing.comによると、金利先物市場が織り込む9月利上げの確率は50%を下回る水準まで低下している。

金利を生まない資産である金にとって、金利の低下は保有機会費用を減少させるため、一般的に価格の支援材料となる。

地政学リスクとインフレ指標が焦点

市場の関心は、今週発表される経済指標と地政学的な動向に移っている。今週は水曜日に米消費者物価指数(CPI)、木曜日に生産者物価指数(PPI)の発表が予定されており、インフレの鈍化が確認されれば、FRBの金融緩和期待がさらに強まる可能性がある。

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一方で、中東情勢も金価格を支える要因となっている。イランがホルムズ海峡での新たな航路開設に関してオマーンと最終合意に近づいていると表明したことは、地政学的な緊張を意識させている。こうした緊張は、安全資産とされる金への需要を高める傾向がある。

ただし、地政学的リスクは原油価格の上昇を招き、インフレ見通しを複雑にする可能性もある。これはFRBの金融緩和期待を抑制する方向に作用する可能性があり、注意が必要だ。

市場の動向

米国東部時間10日午前0時27分(日本時間同日午後12時27分)時点で、金現物価格は0.1%安の1オンス$4,336.43、金先物は0.1%安の$4,395.40で取引された。前週末の上昇を受けた利益確定の動きと見られる。

その他の貴金属では、銀が0.5%、プラチナも0.5%それぞれ上昇し、堅調に推移した。

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