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ビットコイン、6万2000ドル台を回復 米雇用統計の軟化で週間での上昇視野に

Summary
暗号資産の代表格であるビットコインは、米国の労働市場の減速を示す雇用統計を受け、6万2000ドル台を回復した。FRBの利上げ懸念が後退し、現物ETFへの資金流入も再開したことで、相場心理が改善している。
暗号資産(仮想通貨)の代表格であるビットコインは金曜日、6万2000ドル台を回復し、週間ベースでの上昇を見込んでいる。米国の労働市場の減速を示す雇用統計が発表され、米連邦準備制度理事会(FRB)による短期的な利上げへの懸念が和らいだことが背景にある。
米雇用統計とETF資金流入が支援材料
最新の米雇用統計が労働市場の過熱感の緩和を示したことで、市場心理が改善した。FRBが当面の利上げを見送るとの観測が強まり、一般的に低金利環境は流動性を高め、暗号資産のようなリスク資産にとって追い風となる。
この回復は、数週間にわたり価格の重しとなっていた現物ビットコインETFへの資金流入再開とも時期を同じくする。データ分析会社SoSoValueによると、米国の現物ビットコインETFは7月2日に2億2170万ドルの純流入を記録し、10営業日続いた純流出に終止符を打った。
市場の動向と今後の見通し
ビットコインは今週、一時5万8000ドルを下回る水準まで下落していたが、そこから反発した形だ。Investing.comのデータによると、東部時間午前8時49分(日本時間午後9時49分)時点で1.9%高の6万2010.0ドルで取引されており、週間では約3%の上昇となる見込み。
Ad2026年上半期、ビットコインは機関投資家の需要減退を背景に30%以上下落し、過去数年で最も軟調な半期となっていた。市場関係者からは、「中期的な最大の焦点は、今後数ヶ月の経済データがFRBのタカ派的な姿勢を実際の行動に移させるほど強いものになるかどうかだ」との指摘も出ている。
アルトコインも軒並み上昇
金曜日は幅広い銘柄が買われ、主要なアルトコインも上昇した。主な動きは以下の通り。
- イーサリアム(ETH): 4.3%上昇の1,734.55ドル
- XRP: 1.2%上昇の1.1059ドル
- ソラナ(SOL): 0.1%上昇
- カルダノ(ADA): 5.1%上昇