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ドラフトキングスとフラッター、決算前にBofAが利益予想を下方修正

Summary
バンク・オブ・アメリカは、8月上旬の第2四半期決算発表を前に、ドラフトキングスとフラッター・エンターテインメントのEBITDA予想を下方修正した。予測市場への投資増などが要因とみられる。
バンク・オブ・アメリカ(BofA)は、8月上旬に予定されているドラフトキングス(NASDAQ: DKNG)とフラッター・エンターテインメントの第2四半期決算発表に先立ち、両社の利益予想を引き下げた。フラッターは8月5日、ドラフトキングスは8月6日にそれぞれ決算を発表する予定。
BofA、両社のEBITDA予想を下方修正
BofAは、オンラインスポーツベッティング(OSB)大手の両社について、EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)予想を見直した。今回の下方修正は、市場の期待値を下回る水準となっている。
- ドラフトキングス: BofAの第2四半期EBITDA予想は1億2000万ドルで、市場コンセンサスの1億7300万ドルを大幅に下回る。
- フラッター(FanDuel部門): BofAの第2四半期EBITDA予想は1億1000万ドルで、市場コンセンサスの1億1300万ドルをわずかに下回る。
BofAは、両社に対する投資判断を「中立」で据え置いている。
ドラフトキングスへの懸念材料
Adドラフトキングスの予想引き下げの背景には、複数の要因がある。BofAは、第2四半期における顧客の賭け金に対する粗利益率(ホールド率)が好ましくない水準であったこと、そして急成長する「予測市場」への投資が、同社のガイダンス(約2億5000万ドル)をやや上回る可能性を指摘している。
この見方を反映し、BofAはドラフトキングスの2026年通期EBITDA予想も、従来の7億ドルから6億2500万ドルに引き下げた。同様に、フラッター傘下のFanDuelに対する2026年のEBITDA予想も6億3400万ドルとし、フラッターが示すガイダンスの中間値9億7000万ドルを下回る水準を維持している。
予測市場の台頭と市場への影響
BofAの分析は、新たな競合分野である予測市場の動向にも注目している。6月の予測市場全体の取引高は400億ドルを超え、オンラインスポーツベッティングの賭け金総額(約120億ドル)を大きく上回った。消費者向けの取引高だけでも約100億ドルに達したと推定されている。
主要な予測市場プラットフォームであるKalshiのユーザーが、既存のスポーツベッティングユーザーと重複し始めているデータも示された。6月時点でドラフトキングスのユーザーのうち9.5%がKalshiも利用しており、1月の4%から上昇している。このトレンドは、将来の顧客獲得競争や収益性に対する新たな不確実性として、投資家から注視される可能性がある。