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ベアード、第2四半期決算を前にフィンテック・決済関連の有望銘柄を発表

Summary
米証券会社ベアードは、2026年第2四半期決算発表シーズンを前に、コーペイ、ブロック、マスターカードをフィンテック・決済セクターのトップピックとして選定。各社ともに市場予想を上回る好決算と業績見通しの上方修正が期待されると指摘した。
米証券会社ベアードは、2026年第2四半期の決算発表を控え、フィンテック、決済、および金融サービスセクターにおけるトップピックとして3銘柄を特定した。良好な事業環境と各社固有の要因を背景に、3社すべてが市場予想を上回る決算と通期見通しの上方修正(ビート・アンド・レイズ)を達成する可能性があると分析している。
有望視される3銘柄
ベアードによると、人工知能(AI)関連銘柄への投資熱が不安定になるにつれてフィンテックセクターへの市場心理(センチメント)は改善しつつあるという。今回選定された銘柄は10%を超えるオーガニック成長率を達成しており、そのバリュエーション(株価評価)は妥当な水準にあると評価されている。
選定されたのは以下の3社である。
- コーペイ(Corpay)
- ブロック(Block)
- マスターカード(Mastercard)
各社の注目点
ベアードは、各社が好決算を発表する具体的な要因を挙げている。
Adコーペイ(Corpay)
ベアードは、コーペイが第2四半期にビート・アンド・レイズを達成する可能性は高いと見ている。2026年通期の1株当たり利益(EPS)に関する市場コンセンサスは、約1%上振れする余地があるとされる。マクロ環境一定ベースでの第2四半期のオーガニック収益成長率は10%超、EPS成長率は25%超となる見込みだ。また、第1四半期に続く自社株買いも株価を支える要因となり得る。
ブロック(Block)
ジャック・ドーシー氏が率いるブロックも同様に、ビート・アンド・レイズが期待される。2026年通期のEPS予想は2%~4%程度上振れする可能性がある。売上総利益の約35%を占めるスクエア部門の成長率は、第1四半期の9%から11%に加速すると予想。全体の約65%を占めるキャッシュアップ部門の売上総利益も、前年同期比33%増と市場予想を約5%上回る見通しだ。
マスターカード(Mastercard)
決済大手のマスターカードについても「堅調なビート・アンド・レイズ」が予想されている。ベアードは、第2四半期のクロスボーダー収益と営業利益率に関する市場コンセンサスは保守的だと指摘。投資家がAI以外の優良株に目を向ける中でセンチメントが改善する可能性があり、同社株価の目標を680ドルに引き上げている。