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英バブコック株が上昇、通期見通し維持と自社株買いを好感

Summary
英国の防衛・原子力エンジニアリング大手バブコック・インターナショナルの株価が2%上昇した。年次株主総会で2027年度の通期業績見通しを再確認したことや、自社株買いプログラムの継続が投資家に好感された。
英国の防衛・原子力エンジニアリング大手バブコック・インターナショナル(Babcock International)の株価が16日の取引で2.0%上昇し、1,013ペンスに達した。同社がロンドンで開催した年次株主総会において、2027年度の通期業績見通しを再確認したことが主な要因となった。
通期業績見通しを再確認
バブコックは、2027年度の最初の5ヶ月間の取引が、海洋、原子力、陸上の各事業部門で想定通りに進捗していると報告した。この発表は、市場の信頼感を高める材料となった。
アナリストは、同社の2027年度の売上高を約54億9000万ポンド、基礎的営業利益を4億6400万ポンドと予測している。これは、前年度の売上高51億9000万ポンド、利益2億9300万ポンドからの大幅な改善を見込むものだ。
自社株買いと中期目標
株価を支えるもう一つの要因は、現在進行中の2億ポンド規模の自社株買いプログラムだ。同社はすでに1400万株以上の自社株を取得しており、これは経営陣が自社の株価を割安と評価していることの表れと市場は受け止めている。
Adバブコックは中期目標として、オーガニックな収益成長率を1桁台半ば、基礎的営業利益率を少なくとも9%とすることを掲げている。今回の見通し維持は、これらの目標達成に向けた順調な進捗を示唆している。
市場環境と背景
バブコックはFTSE100種総合株価指数の構成銘柄であり、NATO加盟国全体における構造的な防衛費支出増加の恩恵を受けている。軍事および原子力関連インフラへの政府投資の継続は、同社の受注見通しと契約残高の安定性を支える追い風となっている。
今日の株価上昇は、同社の52週価格レンジ(902.4ペンス〜1,527ペンス)の下限からの回復を意味する。明確な業績見通しの再確認、継続的な株主還元、そして防衛関連銘柄にとって良好なマクロ環境が組み合わさり、投資家の買いを誘った形だ。