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UBS、AMDの目標株価を700ドルに引き上げ AIイベントを前にGPU事業の成長期待

Summary
UBSは、半導体大手AMDの目標株価を670ドルから700ドルに引き上げた。来週のAIイベントを控え、同社のAIロードマップとGPU事業の長期的な収益見通しに対する期待が高まっている。
スイスの金融大手UBSは、半導体メーカーの米アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)の目標株価を670ドルから700ドルに引き上げた。来週に控えるAI関連イベント「Advancing AI」を前に、同社のAIロードマップやGPU(画像処理半導体)事業の長期的な収益性に対する期待感が高まっていることが背景にある。投資判断は「買い」で据え置かれた。
目標株価引き上げの背景
UBSは最新のレポートで、独自のサプライチェーン調査に基づき、2027年にかけてAIアクセラレーターの需要が大幅に増加するとの見方を示した。この調査結果が、AMDのAIロードマップ、顧客基盤の拡大、そしてGPU事業の収益ポテンシャルに対する自信を強める要因になったと説明している。
AIイベントへの期待と注目点
UBSは、来週開催されるイベントが、大規模な財務情報の更新よりも、主に技術ロードマップに焦点を当てたものになると予想している。アナリストは、年内に発売されるアクセラレーター「MI450X」や2027年に投入予定のGPUファミリー「MI500」に関する新情報、サーバーCPUプラットフォーム「Venice」「Verano」の進捗に注目している。
このほか、組み込み・ゲーム事業に関する最新情報や、新たなAI顧客、カスタムAIチップにおける提携深化などが発表される可能性もあるとUBSは指摘している。
Ad長期的な収益見通しを上方修正
UBSは、AMDが大規模なハイパースケールAI顧客を3社確保した場合、2027年のGPU売上高は400億ドルから500億ドルに達する可能性があると試算している。同証券はアマゾンが「MI450X」の主要顧客になるとの見方を示しているが、イベントでの具体的な顧客発表は期待すべきではないと投資家に注意を促した。
この力強いAIインフラ需要を反映し、UBSはAMDの業績予想を上方修正した。
- 2027年通期売上高:792億ドルから834億ドルへ
- 2027年1株当たり利益(EPS):13.47ドルから14.63ドルへ
- 2028年1株当たり利益(EPS):18.85ドルから21.11ドルへ