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アドビ株が大幅下落、モルガン・スタンレーが投資判断を「アンダーウェイト」に引き下げ

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Jul 21, 20261 min read
アドビ株が大幅下落、モルガン・スタンレーが投資判断を「アンダーウェイト」に引き下げ
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ソフトウェア大手のアドビ(ADBE)の株価は、21日の時間外取引で3.5%下落した。モルガン・スタンレーが同社の投資判断を「イコールウェイト」から「アンダーウェイト」に引き下げ、目標株価も365ドルから240ドルへと大幅に下方修正したことが売り材料となった。

モルガン・スタンレーが指摘する3つの課題

モルガン・スタンレーは、アドビが短期的な成長軌道で課題に直面すると分析。その根拠として、同社が同時に3つの大きな移行期にあることを挙げている。

  • 事業戦略の転換: フリーミアム(無料版提供)による市場開拓戦略への移行。
  • 経営陣の空白: シャンタヌ・ナラヤンCEOの退任予定に伴う後継者探しと、6月のダン・ダーンCFOの退社が重なっていること。
  • 投資方針のシフト: 従来の利益率確保から、AI(人工知能)分野への積極的な再投資への転換。

アナリストは、これらの課題が複合的に同社の業績に影響を与えるリスクを指摘している。アドビの株価は年初来ですでに約3分の1下落しており、今回の格下げがさらなる下押し圧力となった。

強弱入り混じるアナリスト評価

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一方で、強気な見方も存在する。証券会社CLSAは同日、アドビのカバレッジを「アウトパフォーム」で開始し、目標株価を300ドルに設定した。CLSAは、AIによる事業への悪影響に関する懸念は「行き過ぎ」であり、現在の株価収益率(PER)が約13.6倍と、同業他社に比べて割安な水準にあることを指摘している。

市場の注目点と今後の見通し

この日の米国市場はS&P 500種株価指数が0.6%上昇するなど、全体としては堅調に推移しており、アドビの株価下落は同社固有の問題を反映したものとみられる。投資家の間では、アドビの事業遂行リスクへの警戒感が強まっている。

特に、現在約9,000万人とされるフリーミアムの月間アクティブユーザーを、年間経常収益(ARR)の成長を再加速させるペースで有料会員に転換できるかどうかが、今後の焦点となる。次回の決算発表は2026年9月頃に予定されている。

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