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アボット株が上昇、粉ミルク回収問題で米司法省と3.85億ドルで和解

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Sep 14, 20261 min read
アボット株が上昇、粉ミルク回収問題で米司法省と3.85億ドルで和解

Summary

アボット・ラボラトリーズが2022年の粉ミルク自主回収問題を巡り、米司法省と3億8500万ドルで和解したことを受け、同社株が上昇した。この和解により、投資家の間で懸念されていた法的不確実性が解消された。

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米国のヘルスケア大手アボット・ラボラトリーズ(NYSE:ABT)は、2022年に発生した乳児用粉ミルクの自主回収問題に関し、米司法省(DOJ)と和解に達したと発表した。これを受け、月曜日の同社株価は1.3%上昇した。

和解の概要

アボット社は、DOJによる調査および訴訟、さらに一部の内部告発者や複数の州の司法長官が起こした訴訟を解決するため、3億8500万ドル(約580億円)を支払うことに合意した。同社によると、この和解は過失や責任を認めるものではないとしている。

この合意により、ミシガン州スタージス工場での製造慣行と2022年2月の粉ミルク回収に関連するすべての申し立てが解決される。アボット社はまた、DOJが本件に関する刑事捜査を終結したことも明らかにした。

市場への影響と背景

今回の和解は、2022年の大規模リコール以来、同社に重くのしかかっていた法務・財務上の不確実性を取り除くものであり、市場はこれを好感した。投資家にとって、長引く可能性のあった訴訟リスクが解消されたことは前向きな材料と見なされている。

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問題の発端となった2022年のリコールは、米国内で深刻な乳児用粉ミルク不足を引き起こし、社会問題にまで発展した。アボット社は当時、クロノバクター・サカザキ菌汚染の可能性を理由に、スタージス工場で生産された特定の粉ミルク製品を自主回収していた。

アボット社の主張

和解に至ったものの、アボット社は一貫して製品の安全性を主張している。同社は以下の点を強調した。

  • 当時調査対象となった乳児の家庭から回収された未開封の製品を政府規制当局が検査した結果、クロノバクター・サカザキ菌は検出されなかった。
  • 米疾病対策センター(CDC)は後に、スタージス工場と当時調査されていた臨床症例との間に明確な関連性はないと結論付けた。
  • 病気になった乳児2人から得られたサンプルの遺伝子配列は、工場内で見つかった菌株の遺伝子配列と一致しなかった。
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