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円主導でアジア通貨高、日銀の利上げ観測とドル安が背景

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Sep 7, 20261 min read
円主導でアジア通貨高、日銀の利上げ観測とドル安が背景
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アジアの外国為替市場では、日本銀行の利上げ観測を背景に円が対ドルで上昇し、韓国ウォンが約2年ぶりの高値を記録するなど、アジア通貨が全般的に堅調に推移した。米連邦準備制度理事会(FRB)による9月の利上げ観測が高まる中でも、米国の財政見通しに対する懸念からドルは圧力を受けた。

円高進行、日銀の利上げ観測と介入警戒感が背景

円は対ドルで1ヶ月以上ぶりの高値水準まで上昇し、週間ベースでは7月下旬以来の大幅な上昇を記録した。この円高の背景には複数の要因がある。

市場では、日本銀行が9月18日の金融政策決定会合で政策金利を25ベーシスポイント引き上げるとの観測が強まっている。また、日本の通貨当局トップである三村淳財務官が為替動向を注視していると発言したことで、円買い介入への警戒感も根強い。

財務省のデータによると、8月末の外貨準備における外国証券の保有高は過去最大の878億ドル減少しており、同省関係者は為替介入が減少の一因であると認めている。政府・日銀は8月26日までの1ヶ月間で、過去最大規模となる15.4兆円(約986億ドル)相当の円買い介入を実施したと発表している。

韓国ウォンは2年ぶり高値、半導体株高と海外資金流入で

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韓国ウォンは一時、2024年10月以来となる1ドル=1,334.70ウォンまで上昇した。サムスン電子やSKハイニックスといった半導体関連株の上昇がウォン相場を押し上げた。

外国人投資家が韓国総合株価指数(KOSPI)で8000億ウォン(約5億9800万ドル)以上を買い越したことも、ウォン高の要因となった。海外からの資金流入は3営業日連続となる。

ドルは軟調、市場の関心は米CPIと日銀会合へ

主要通貨に対するドルの強さを示すドルインデックスは99.2近辺で推移し、直近の安値圏で取引された。市場ではFRBによる9月の利上げ確率を約57%と織り込んでいるが、中東情勢の緊迫化や原油価格の上昇といった世界経済の不確実性がドルの上値を抑えている。

アジア通貨の中では、フィリピン・ペソが年初来で6.2%下落し、域内で最もパフォーマンスが悪い通貨となっている。原油高への脆弱性が主な要因だ。今後の市場の焦点は、今週後半に発表される米消費者物価指数(CPI)と、来週の日銀金融政策決定会合に移る。

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