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ウォッチェズ・オブ・スイスランド、非公開化に向けた買収協議を実施か=関係者筋

Summary
ロンドン上場の高級腕時計小売大手ウォッチェズ・オブ・スイスランドが、非公開化を視野に入れた買収提案について協議していたことが関係者の話で明らかになった。同社経営陣は、現在の株価が企業価値を過小評価していると考えているという。
ロンドン証券取引所に上場する高級腕時計小売大手ウォッチェズ・オブ・スイスランド・グループが、非公開化を目的とした買収の可能性について、ここ数カ月間にわたり協議を行っていたことが、事情に詳しい3人の関係者の話で明らかになった。
協議の背景
関係者2名によると、ブライアン・ダフィー最高経営責任者(CEO)は、同社が株式市場で過小評価されているとの考えから、初期的なアプローチに応じたという。ただし、現時点で正式な買収提案は行われていない。
別の関係者1名によれば、同社は1株あたり7.50ポンドを大幅に上回る価格での提案を求めているとされる。ウォッチェズ・オブ・スイスランドは憶測や噂にはコメントしないと述べている。
株価の動向と市場の評価
ロレックスやカルティエといった高級時計の旺盛な需要を背景に、同社の株価は今年に入り55%上昇し、約7.20ポンドで推移している。しかし、LSEGのデータによれば、株価は依然として2022年のピーク時の半分以下の水準にある。
Ad同社の株価は2023年、主要供給元であるロレックスがスイスの小売大手ブヘラを買収したことで急落した。この動きは、ウォッチェズ・オブ・スイスランドとロレックスとの関係性に対する脅威と一部のアナリストに受け止められた。
市場への影響
同社が非公開化されれば、外国企業による買収を経てロンドン証券取引所から撤退する英国企業が相次ぐ今年の流れに加わることになる。同社は火曜日に通期決算を発表する予定であり、投資家の注目が集まっている。
同社は5月に米国株式市場の好調による消費者心理の改善を背景に強気の見通しを示したが、一方で金価格の上昇が利益率を圧迫している。