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ウォルマート、米国事業COOにキナード氏を任命 シャナハン氏は退社へ

Summary
米小売大手のウォルマートは、米国事業の最高執行責任者(COO)に現インターナショナル部門COOのカイル・キナード氏を任命した。現職のキーラン・シャナハン氏は退社する。
米小売大手のウォルマートは、米国事業の最高執行責任者(COO)であるキーラン・シャナハン氏が退社し、後任にインターナショナル部門COOのカイル・キナード氏を任命することを発表した。ロイターが17日に確認した社内メモで明らかになったもので、ジョン・ファーナーCEOが進める経営陣刷新の一環とみられる。
人事の概要
新COOに就任するキナード氏は、ウォルマートに25年以上在籍するベテラン。これまで米国事業のヘルス&ウェルネス担当エグゼクティブ・バイスプレジデントなど、複数の上級職を歴任してきた。
今回の人事は、ファーナーCEO体制下で続く一連の幹部再編に続くもの。ウォルマートはまた、フアン・ガララーガ氏を中南米事業の統括責任者に昇格させることも発表した。
経営陣刷新と事業戦略
Adウォルマートでは5月にも、傘下の会員制倉庫型店舗サムズ・クラブのトム・ウォードCOOと、米国店舗オペレーション責任者のセドリック・クラーク氏が退社している。同時に、デビッド・グッギーナ氏とクリス・ニコラス氏がそれぞれ米国事業とインターナショナル事業のCEOに任命されていた。
ファーナーCEOは、マーケットプレイスや配送事業の拡大、高所得者層の顧客獲得を目的としたテクノロジー重視の戦略を推進している。この戦略実行のため、経営陣の顔ぶれを刷新しているとみられる。投資家は、新体制が個人消費が軟化する市場環境の中で、いかに成長戦略を遂行していくかを注視している。
最近の動向
同社は5月、軟調な個人消費を背景に、通期の売上高および利益に関する慎重な見通しを維持すると発表。また、同月には1,000人規模の人員削減も実施した。一方で、消費者の負担を軽減するため、今月初めには肉類やスナック菓子など、夏のバーベキュー関連商品の値下げを行う方針を示している。