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米国株式市場は反落、ハイテク株主導でナスダック1.4%安

Summary
金曜の米国株式市場は主要3指数がそろって下落して取引を終えた。特にテクノロジーセクターの不振が響き、ナスダック総合指数は1.40%安と大幅に値を下げた。
金曜の米国株式市場は、消費財やテクノロジー関連株を中心に売りが広がり、主要3指数がそろって下落して取引を終えた。特にハイテク株の比重が高いナスダック総合指数は1%を超える下げとなり、市場の地合いの悪化を示した。
主要指数の動向
この日の取引では、幅広いセクターで売りが優勢となり、ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数(1828)が値上がり銘柄数(909)を大きく上回った。市場の不安心理を示すCBOEボラティリティ指数(VIX)は12.01%上昇し18.74となり、投資家の警戒感の高まりを裏付けた。
金曜終値の主要指数は以下の通り。
- ダウ工業株30種平均: 0.77%安
- S&P 500種指数: 1.01%安
- ナスダック総合指数: 1.40%安
個別銘柄の動き
Adダウ構成銘柄では、保険大手のトラベラーズ(TRV)が9.22%高と急騰し、史上最高値を更新。市場全体が軟調な中で際立った動きを見せた。一方で、コカ・コーラ(KO)が3.96%安、IBMが2.92%安となり、ダウ平均の重しとなった。
S&P 500構成銘柄では、手術支援ロボットのインテュイティブ・サージカル(ISRG)が14.17%安と急落し、52週来安値を付けた。また、半導体設計関連のケイデンス・デザイン・システムズ(CDNS)やシノプシス(SNPS)もそれぞれ9.47%、7.83%の大幅安となり、テクノロジーセクターの弱さが目立った。
商品・為替市場の状況
株式市場とは対照的に、商品市場では原油価格が大幅に上昇した。WTI原油先物(8月限)は4.55%上昇し、1バレルあたり82.52ドルで取引を終えた。安全資産とされる金も買われ、金先物(8月限)は0.74%高となった。
為替市場では大きな変動は見られず、ドル円は1ドル=162円台で小動きに推移した。米ドル指数先物は0.01%高とほぼ横ばいだった。