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米国株式ファンド、2週連続で資金流出 ハイテク決算控え警戒感

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LSEGリッパーのデータによると、7月22日までの週において米国の株式ファンドは2週連続で資金流出を記録した。主要ハイテク企業の決算発表を控えた警戒感や、原油価格の再上昇が投資家心理の重しとなった。
株式ファンドの資金流出が加速
当週の米国株式ファンドからの純流出額は73億4000万ドルに達し、前週の41億8000万ドルから大幅に増加した。投資家の慎重姿勢が鮮明になっている。
内訳を見ると、特にグロース株ファンドからの資金流出が顕著だった。
- グロース株ファンド: 85億5000万ドルの純流出となり、過去3週間で最大の流出額を記録した。
- バリュー株ファンド: 13億9000万ドルの純流出となり、3週間続いた資金流入が途絶えた。
背景にハイテク決算への懸念
Ad資金流出の背景には、大手ハイテク企業に対する業績懸念がある。先週発表されたアルファベットとテスラの決算は、AI(人工知能)への投資コストの増加や成長の持続性、キャッシュフローへの懸念を浮き彫りにし、市場を失望させた。来週にはマイクロソフト、アマゾン、メタ・プラットフォームズが決算発表を控えており、結果を見極めたいとする動きが広がっている。
一方で、セクター別のファンドには4週連続で資金が流入しており、純流入額は24億6000万ドルに上った。金融セクター(13億9000万ドル)、ヘルスケアセクター(13億5000万ドル)、テクノロジーセクター(11億7000万ドル)が選好されており、投資家が物色対象を絞り込んでいる様子がうかがえる。
債券・MMFからも資金流出
株式市場以外でもリスクオフの動きが見られた。米国の債券ファンドは23億6000万ドルの純流出となり、13週間続いた流入超過に終止符を打った。特に、短期・中期投資適格債ファンドからは72億9000万ドルが流出し、4月15日以来の流出超となった。
マネー・マーケット・ファンド(MMF)からも251億7000万ドルの資金が流出した。前週の約671億6000万ドルの流出に続く動きであり、待機資金が他の資産へ向かう動きは限定的となっている。