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英FTSE100、好調な小売売上高が地政学リスクを相殺し続伸

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24日のロンドン株式市場で、FTSE100種総合株価指数は続伸した。予想を大幅に上回る6月の英小売売上高が投資家心理を支え、米国とイランの軍事衝突を巡る地政学的リスクへの懸念を相殺する形となった。
好調な国内経済指標が株価を支援
英国統計局(ONS)が発表した6月の小売売上高(数量ベース)は、前月比で1.0%増加し、市場予想の0.3%減に反して大幅なプラスとなった。前年同月比でも4.2%増と、予想の2.3%増を大きく上回った。
ONSは、天候に恵まれたことによる衣料品やエアコンの需要増、さらにサッカーのワールドカップ関連の消費が売上を押し上げたと分析している。この力強い国内消費の兆候が、英国株への買い安心感につながった。
米・イラン情勢の緊迫化が重荷に
一方で、市場の上値は中東情勢の緊迫化によって抑制された。米中央軍は、イランの軍事施設に対して13夜連続となる空爆を実施したと発表。地政学的リスクの高まりは、原油価格の変動を通じて世界経済への不透明感を増幅させる要因となる。
Adさらに、米国は24日、中国や欧州連合(EU)を含む60の貿易相手国を対象とした新たな関税を発動した。貿易摩擦への懸念も、投資家のリスク回避姿勢を強める材料となっている。
市場の動向
日本時間24日15時27分(グリニッジ標準時7時27分)時点で、FTSE100指数は0.32%高で取引された。欧州の主要市場も堅調に推移している。
- ドイツ DAX指数: 0.88%高
- フランス CAC40指数: 0.23%高
- 英ポンド/米ドル (GBP/USD): 1.3341ドルへ0.20%上昇
- ブレント原油先物: 1バレル=98.76ドルへ1.92%下落
好調な経済指標を背景にポンドが買われる一方、中東の緊張にもかかわらず原油価格は下落しており、市場参加者が複雑な材料を消化しようとしている様子がうかがえる。