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Tele2株が急落、第2四半期利益が市場予想を下回る

Summary
スウェーデンの通信大手Tele2の株価が16日に急落した。同日発表された第2四半期決算の利益が市場予想に届かず、通期見通しの据え置きも失望売りを誘った。
スウェーデンの通信大手Tele2が16日に発表した2026年第2四半期(4~6月期)決算は、売上高がほぼ安定していたものの、利益が市場予想を下回り、同社の株価は5.4%安の159.4スウェーデンクローナ(SEK)まで急落した。
利益がコンセンサスに未達
Tele2の第2四半期決算の詳細は以下の通りで、いずれもアナリストの平均予想を下回ったことが、株価の急な見直しにつながった。
- 営業利益: 17億2000万SEK(市場予想:18億2000万SEK)
- 純利益: 12億1000万SEK(市場予想:13億1000万SEK)
決算発表を受け、Tele2の株価は前日終値の168.45SEKから大きく下落し、一時は157.8SEKの安値を付けた。
通期見通しの据え置きが失望感を誘発
AdTele2は2026年通期の業績見通しを据え置いたが、これも市場にはネガティブに受け止められた。バーンスタインのアナリストによると、市場は好調だった第1四半期決算を受け、すでに同社のEBITDAaL(利払い・税・償却前利益からリース費用を差し引いた利益)目標を上回る水準を織り込んでいた。そのため、見通しの上方修正がなかったことは事実上の失望材料となった。
7月1日に就任したニコラス・ヘグバーグ新CEOは、「年の後半は比較対象となる前年のハードルが高く、外部の不確実性も依然として残っている」と述べ、慎重な姿勢を示した。
競合他社の見通し引き下げも重荷に
市場心理をさらに悪化させたのは、同日に決算を発表した北欧の競合企業テレノール(Telenor)の動向だ。同社は競争激化などを理由に2026年通期の見通しを下方修正。このニュースが北欧の通信セクター全体への売り圧力となり、Tele2にとっても逆風となった。
Tele2自身の利益未達、期待外れのガイダンス、新経営陣の慎重な発言、そしてセクター全体に広がる懸念という複数の悪材料が重なり、この日の大幅な株価下落につながった。