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スーパーマイクロ株が20%急騰、利益率急改善と600億ドルの受注残が売上高見通しの弱さを相殺

Summary
AIサーバー大手のスーパー・マイクロ・コンピューターは、第4四半期の売上高見通しが予想の下限に留まったものの、粗利益率の大幅な改善と記録的な受注残高が好感され、株価が時間外取引で20%急騰した。
AIサーバーおよびインフラ大手のスーパー・マイクロ・コンピューター(NASDAQ: SMCI)が21日に発表した第4四半期(2026年6月30日終了)の業績速報が市場に衝撃を与え、同社株は時間外取引で20%急騰した。売上高見通しは予想レンジの下限に留まったものの、大幅に改善した利益率と記録的な需要がそれを補って余りある内容となった。
利益率の急改善と記録的な受注残高
同社は、第4四半期のGAAP(米国会計基準)および非GAAPベースの粗利益率が15%から17%に着地する見込みだと発表した。これは、従来予想の8.2%から8.4%を大幅に上回る水準だ。経営陣はこの利益率改善の要因として、製品および顧客構成が非常に良好であったことを挙げている。
さらに、2026年度末時点の受注残高は過去最高水準に達したことが明らかになった。特に第4四半期だけで、600億ドルという驚異的な新規受注を獲得しており、今後数四半期にわたる強力な売上パイプラインを確保した形だ。
Ad市場は収益性を重視
一方で、第4四半期の売上高は、会社が示していた110億ドルから125億ドルのガイダンスレンジの下限付近になる見通しだ。しかし、市場の反応は極めて好意的であり、投資家が短期的な売上高の最大化よりも、収益性の改善と持続的なAIインフラ需要を示す受注残高を重視していることを示唆している。
今回の株価急騰は、AI関連の需要がいかに旺盛であるかと、スーパーマイクロがその需要を高い利益率で収益化できていることを市場が評価した結果と言える。同社は、第4四半期および2026年度通期の正式な決算を、米国東部時間8月11日午後5時からの決算説明会で発表する予定だ。