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砂糖先物、供給懸念で1年超ぶり高値 インドの輸入観測も浮上

Summary
ICEの粗糖および白糖先物価格が、供給懸念を背景に1年超ぶりの高値を付けた。世界第2位の生産国インドが輸入に転じるとの観測や、ブラジルの減産見通しが価格を押し上げている。
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Background
20日のICE市場で、粗糖および白糖の先物価格が供給懸念を背景に1年超ぶりの高値を付けた。エルニーニョ現象による生産減少リスクや、主要生産国であるインドとブラジルからの供給不安が強まったことが背景にある。
供給不安が価格を押し上げ
粗糖先物は一時、1年超ぶりの高値となる1ポンドあたり17.99セントまで上昇した後、グリニッジ標準時13時8分時点で0.7%高の17.68セントで取引された。白糖先物も2025年3月以来の高値となる1トンあたり564.40ドルを記録し、その後1.6%高の550.70ドルで推移した。
市場関係者は、エルニーニョ現象による天候不順が世界の砂糖生産に打撃を与える可能性を警戒している。この供給引き締まり観測が、価格の強力な支援材料となっている。
主要生産国の動向
Adインド:輸入国転換の可能性
世界第2位の砂糖生産国であるインドでは、国内価格が過去最高水準に達しており、近く輸入を開始する可能性があるとの観測が浮上している。インド政府は国内価格の高騰に対応するため、月間10トン以上の砂糖を使用する大口需要家に対し、在庫を最大15日分に制限するよう命じる措置を講じた。
ブラジル:減産見通し
ブラジル国家食糧供給公社(Conab)が20日に発表した見通しによると、同国の2026/27年度の砂糖生産量は、前年度比2.9%減の4290万トンに落ち込むと予測されている。世界最大の生産国における減産見通しも、世界の供給に対する懸念を一層強めている。