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英ポンド下落、ドル高が重し FRB議事要旨控え警戒感

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Jul 13, 20261 min read
英ポンド下落、ドル高が重し FRB議事要旨控え警戒感
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水曜日の外国為替市場で英ポンドが対米ドルで下落した。米国によるイランへの新たな攻撃を受けて地政学的リスクが高まり、安全資産とされるドルに買いが集まった。市場参加者は同日後半に公表される米連邦準備制度理事会(FRB)の議事要旨を前に、タカ派的な内容を警戒している。

ドル買いを誘う複合要因

この日のドル高は複数の要因が重なった結果だ。ワシントンがテヘランに対して新たな軍事行動を起こしたことを受け、株式市場では不安心理が広がり、投資家はリスク回避の動きを強めた。これにより、安全資産としてのドルの魅力が高まっている。

同時に、原油価格も急騰。北海ブレント原油先物は6%近く上昇し1バレルあたり79ドルに迫り、これもドル相場を支える一因となった。日本時間10時15分(東部標準時午前6時15分)時点で、ポンド/ドル(GBP/USD)は0.07%安の1.3343ドルで取引されている。

市場の焦点はFRB議事要旨へ

市場の最大の注目点は、この後公表される6月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨だ。INGの為替ストラテジスト、フランチェスコ・ペソレ氏は「6月のFRBのタカ派への転換がドルにとって極めて重要であることは、いくら強調してもし過ぎることはない」と指摘する。

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同氏は、議事要旨がFRBのタカ派的なメッセージを補強し、ドルの勢いを確固たるものにすると予想。ただし、最近の軟調な雇用統計を受け、先物市場が織り込む12月までの利下げ幅はわずか35ベーシスポイントにとどまっており、議事要旨がドルの一段高を促すほどの材料にはならない可能性も示唆した。

ポンド固有の材料と今後の見通し

ポンド相場はこれまで、イングランド銀行(英国中央銀行)による利上げ観測の高まりに支えられてきた。原油高によるインフレ懸念を背景に、市場は年内の25ベーシスポイントの利上げを完全に織り込んでいる。

しかし、現在は広範なドル高の圧力がポンドの上値を抑えている状況だ。今後の展開は、FRB議事要旨が市場のタカ派的な期待を裏切る内容となるか、あるいは米国の経済指標が予想を下回るかにかかっているが、INGは現時点でその可能性は低いと見ている。

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