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英ポンド、数週間ぶり高値圏で推移 ドル軟調とFOMC議事要旨控え

Summary
7日の外国為替市場で英ポンドは対ドルで数週間ぶりの高値圏を維持した。米国の主要な経済指標の発表がなく、市場が米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨公表を待つ中、ドルが方向感に乏しい展開となったことが背景にある。
7日の外国為替市場で英ポンドは対ドルで数週間ぶりの高値圏で推移した。米国の重要な経済指標の発表がなかったことや、米連邦準備理事会(FRB)高官からの慎重な発言を受け、水曜日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表を前にドルが膠着状態となったことが背景にある。
ドル安一服でポンドは高値圏を維持
火曜日の取引で、ポンド/ドル(GBP/USD)は1.3382ドル近辺で小動きとなり、前日に記録した6月中旬以来の最高値水準を維持した。一方、ユーロ/ドル(EUR/USD)は0.10%安の1.1430ドルで取引された。
市場参加者は、水曜日に公表されるFOMC議事要旨から金融政策の先行きに関する新たな手がかりを探っており、それまでは積極的な取引が手控えられている。INGのFXストラテジスト、フランチェスコ・ペソレ氏は「現在の環境で高利回りのドルを売り込むには、市場は説得力のある材料を必要としている」と指摘している。
市場の焦点はFOMC議事要旨へ
FRBのウォラー理事は月曜日の発言で、見通しに対するリスクは「タカ派側に傾いている」と述べたが、市場にとっては新たな情報に乏しいと受け止められた。INGは、FOMC議事要旨が予想外にハト派的な内容とならない限り、ドルを売る明確な理由は今週中には現れないとの見方を示している。
Ad同行は、ドル指数(DXY)が100.0よりも101.0に近い水準で推移すると予想。ポンド/ドルの上昇は、米国の金利見通しの変化よりも、英国債市場の動向に左右されるとの分析を示した。
英国の住宅市場には底堅さの兆候
英国内では、ロイズ銀行が発表した6月の住宅価格指数が材料視された。同指数は前月比で0.2%上昇し、3ヶ月続いた軟調な展開に終止符を打った。年間成長率も前月の0.5%から0.6%へとわずかに加速した。
ロイズ銀行の住宅ローン責任者アマンダ・ブライデン氏は、「住宅ローン金利が最近のピークから緩和したことが、住宅購入を検討している人々にとってある程度の追い風となっている」としながらも、アフォーダビリティ(住宅購入能力)は依然として厳しい状況が続いていると付け加えた。