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ソデクソ、2030年までに5%超の有機的成長目指す新戦略発表 利益率回復へ投資拡大

Summary
フランスのフードサービス大手ソデクソは、2030年までに5%超の有機的売上成長と5%超の営業利益率を目標とする新長期戦略を発表した。競争力回復のため、今後数年間で大規模な投資を実施する計画だ。
フランスのフードサービスおよび施設管理大手ソデクソ(Sodexo SA, EPA:EXHO)は木曜日、新たな長期成長戦略「Shift & Grow 2030」を発表した。2030年度までに5%超の有機的売上成長率と5%超の基礎的営業利益率の達成を目標に掲げ、競争力回復に向けた投資を拡大する。
競争力再構築に向けた投資計画
ソデクソは、2026年度から2030年度にかけて、販売能力の強化、事業の簡素化、テクノロジーおよび人工知能(AI)の活用拡大を目的として、年間約1億ユーロの追加営業費用と、総額10億ユーロの経常外投資を計画していることを明らかにした。
設備投資は売上高の約2.5%〜3.0%になる見込み。株主還元方針については、配当性向50%を維持するとしている。
段階的な成長戦略
この新戦略は、ティエリー・デラポート最高経営責任者(CEO)の就任後初となる主要なロードマップであり、大型買収ではなく、事業遂行能力の強化を通じて過去の業績不振からの脱却を目指すものだ。特に北米を主要な成長市場と位置づけ、顧客維持率の向上、販売能力の強化、事業モデルの簡素化に注力する。
計画は2段階で実行される。
Ad- 2026〜2027年度: 競争力の再構築に専念する期間。
- 2028年度以降: 成長を加速させ、利益率の拡大に移行する期間。
中間目標として、2027年度の有機的売上成長率を2%〜3%、基礎的営業利益率を3.2%〜3.4%と見込んでいる。利益率の予測は、投資費用の増加を吸収することを反映しており、2026年度のガイダンスとほぼ同水準となる。
市場の反応と今後の見通し
同社経営陣は、最近大規模なグローバル・フードサービス契約を獲得したことを挙げ、戦略の初期段階での進展がすでに見られると述べた。また、投資適格級のバランスシートを維持しつつ、的を絞ったボルトオン買収も追求する方針を示した。
この発表を受け、パリ市場のソデクソ株は約1.7%上昇し、ほぼ横ばいで推移していたCAC 40指数をアウトパフォームした。