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SKハイニックス、ナスダック上場初日に株価急騰-外国企業で過去最大のIPO

Summary
韓国の半導体大手SKハイニックスが米ナスダック市場に上場し、初日の取引で株価が14%以上急騰した。同社は外国企業として米国史上最大規模となる265億ドルを調達し、AI向け半導体への強い需要を背景に投資家の高い関心を集めている。
韓国の半導体大手SKハイニックスが米ナスダック市場に上場し、取引初日に株価が大幅に上昇した。同社は外国企業として米国史上最大規模となる265億ドルを調達し、AI(人工知能)関連チップへの旺盛な需要を背景に投資家から強い関心を集めている。
記録的なIPOと市場の反応
SKハイニックスは、1単位149ドルで1億7790万単位の米国預託証券(ADR)を発行。調達額は2014年のアリババグループの記録を上回り、外国企業による米国での新規株式公開(IPO)としては過去最大となった。機関投資家からの需要は極めて高く、応募倍率は7倍を超えたと報じられている。
この旺盛な需要を受け、上場初日の株価は日中取引で14.5%高の170.63ドルまで急騰し、一時174.90ドルの高値を付けた。同日のS&P 500指数が0.1%高、ナスダック総合指数がほぼ横ばいであったことからも、この株価上昇が市場全体の地合いではなく、同社固有の材料によってもたらされたことが示されている。
AI半導体市場での優位性が背景に
今回の大型上場と株価急騰の背景には、AI開発に不可欠な半導体市場における同社の支配的な地位がある。SKハイニックスは、NVIDIAなどの最先端AIプロセッサに不可欠な広帯域幅メモリー(HBM)市場で約58%という圧倒的なシェアを握っている。
Adこれまで米国の投資家がHBMのサプライチェーンを担う主要企業に直接投資する手段は限られていた。今回のナスダック上場は、米国の投資家基盤を拡大し、AI分野の成長から直接的な恩恵を受けたいと考える資金を呼び込むものとなる。
今後の見通し
市場では、同社に対する期待がさらに高まっている。HSBCは、SKハイニックスのADRが韓国国内の株価に対して約20%のプレミアムで取引される可能性があると予測。また、今後はナスダック100指数への組み入れも期待されており、パッシブファンドからの継続的な資金流入が見込まれる。
SKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長は、ナスダックのオープニングベルを鳴らした後、CNBCに対し「夢のようであり、今その夢が実現した」と語った。この歴史的な上場を受け、複数のETF発行会社が同社に関連する金融商品の準備を進めていることも報じられている。