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SKハイニックス株が急落、AI関連株の反落や複数の悪材料が重し

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米市場で取引される半導体大手SKハイニックスの株価が24日、前日の上昇から一転して急落し、一時7.1%安の157.42ドルまで値を下げた。アルファベットの決算発表後のAI関連銘柄への売り圧力が波及したほか、複数の悪材料が重なったことが背景にある。
AI関連株の反落が直撃
前日、SKハイニックスの株価は、アルファベットがAIインフラ向けの設備投資見通しを大幅に引き上げたことを受けて急伸していた。これにより、同社の主力製品である広帯域幅メモリー(HBM)の需要拡大への期待が高まったためだ。
しかし24日には、そのアルファベットの株価が設備投資のコスト負担への懸念から下落。これをきっかけに、前日までの楽観論で上昇していた半導体関連株に広範な利益確定売りが広がった。ナスダック総合指数も下落するなど、市場心理の反転がSKハイニックスの株価を直撃した形だ。
複数の懸念材料が重なる
AdAIセクターの地合い悪化に加え、複数の個別の懸念材料も売りを誘った。
- 需要見通しへの警告: 調査会社トレンドフォースが前日に公表したレポートでは、AI主導のNAND型フラッシュメモリー需要が「正常化」に向かうと指摘され、過熱していた需要期待に冷や水を浴びせた。
- コーポレートガバナンス: ソウル高裁が24日、SKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長に対し、離婚に伴う財産分与として9,440億ウォンの支払いを命じた。現金での支払いであり同氏の株式保有には直接影響しないものの、グループの所有構造を巡る不透明感を生んだ。
- ADRプレミアムの縮小: 7月29日から米国預託証券(ADR)と韓国上場株式の相互転換が可能になる。これを前に、これまで存在したADRのプレミアム(割高感)が縮小しており、裁定取引に関連した売り圧力も指摘されている。
今後の見通し
韓国市場では23日の取引で、同社株が日中に9%近く急騰した後に下落して引けるという、弱気相場への転換を示唆する動きが見られていた。SKハイニックスはADRの相互転換が開始されるのと同じ7月29日に決算発表を予定しており、株価のボラティリティは当面高い状態が続くとみられる。