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SKハイニックス第2四半期、AI半導体需要で営業利益6倍増も予想には届かず

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韓国の半導体大手SKハイニックスが発表した第2四半期決算は、AIサーバー向け先端メモリーの需要急増を受け、営業利益が前年同期比6倍超の過去最高を記録した。しかし、その額は市場予想には及ばなかった。
韓国の半導体大手SKハイニックスが発表した2026年第2四半期(4~6月期)決算は、人工知能(AI)データセンターへの投資拡大を背景とした先端メモリーチップの旺盛な需要に支えられ、営業利益が過去最高を記録した。しかし、その水準はアナリスト予想を下回った。
記録的な増益と決算概要
同社の発表によると、第2四半期の営業利益は60.5兆ウォン(約416.2億ドル)となり、前年同期の9.2兆ウォンから6倍以上に増加した。SKハイニックスは声明で「AIインフラ投資の拡大による持続的な需要増に牽引され、AIサーバー向け高性能製品が価格上昇を主導し、前四半期に記録した過去最高益を更新した」と述べた。
しかし、この営業利益は、特に精度の高いアナリストの予想に比重を置くLSEGスマートエスティメートがまとめた予想(64兆ウォン)には届かなかった。その他の主要な財務指標は以下の通り。
- 売上高: 79.3兆ウォン(前年同期比257%増)
- 純利益: 前年同期比13倍以上に増加
純利益の大幅な増加には、投資資産に関連する利益を含む60.9兆ウォンの営業外利益が寄与した。メリッツ証券のシニアアナリスト、キム・ソンウ氏は、先月完了した日本のNAND型フラッシュメモリメーカー、キオクシアの株式売却に伴う累積投資利益が計上されたものと推定している。
予想未達の背景
Ad市場予想を下回った主な要因は、SKハイニックスが競合他社よりもAIデータセンター向けのハイエンドメモリーチップへの依存度が高いことにある。これにより、汎用メモリーチップのより力強い価格上昇の恩恵を相対的に受けにくかった。
市場調査会社トレンドフォースのデータによると、第2四半期には特定のDRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリ)の契約価格が前期比で約52%急騰し、一部のNAND製品の価格は2倍になった。
市場への示唆
SKハイニックスは米NVIDIAの主要サプライヤーであり、同社の業績はAIブームの持続性を見極める上での重要な指標となる。今回の決算は、AI関連の需要が極めて好調である一方、市場の非常に高い期待には完全には応えられなかったことを示している。
ここ数週間、世界の半導体株は、マイクロソフトやアルファベット、アマゾンといった「ハイパースケーラー」と呼ばれる巨大テック企業が計画する数千億ドル規模のAIインフラ投資を継続できるかという懸念から、上値の重い展開となっている。SKハイニックスの決算は、こうした市場のセンチメントを反映したものと言える。