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中国当局、Sheinの香港IPOを承認 米国・ロンドンでの計画は頓挫

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Jul 10, 20261 min read
中国当局、Sheinの香港IPOを承認 米国・ロンドンでの計画は頓挫

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中国証券監督管理委員会(CSRC)は、ファストファッション大手Sheinの香港での新規株式公開(IPO)を承認した。同社は米国や英国での上場を目指していたが難航しており、香港での上場実現に向け大きく前進した。

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中国証券監督管理委員会(CSRC)は、ファストファッション小売大手Shein(シーイン)による香港での新規株式公開(IPO)を承認した。CSRCのウェブサイトに掲載された通知で明らかになったもので、米国やロンドンで頓挫していた同社の上場計画が、香港で実現に向けて大きく前進することになる。

評価額と上場までの経緯

関係筋によると、Sheinは今回のIPOで400億ドルから500億ドルの企業評価額を目指している可能性がある。これは、2023年5月の前回の資金調達ラウンドで付けた660億ドルや、パンデミック下のeコマースブームで一時1000億ドルと評価された時期からは低い水準となる。

それでも、実現すれば競合のH&M(時価総額約240億ドル)の2倍近い規模となる。一方、ライバルであるECプラットフォーム「Temu」の親会社PDDホールディングスの時価総額(約1170億ドル)には及ばない。

Sheinは北京からの承認を1年間待っていたと報じられている。同社のサプライヤーにおける労働慣行などを巡る問題から、中国当局は同社を政治的に敏感な案件と見なしていたとされる。

米国・ロンドンでの上場失敗

2012年に中国で創業されたSheinは、これまで香港での上場に先立ち、ニューヨークとロンドンでの上場を試みてきた。2023年11月に米国でのIPOを申請したが、米国の議員や規制当局からの強い反発に遭い、計画は停滞した。

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その後、上場先をロンドンに変更したが、英国の金融行為監督機構(FCA)から目論見書の承認を得たものの、中国当局からの承認が得られず、こちらも難航していた。

この protracted(長期化)した上場プロセスは、中国企業が国際的な資本調達を目指す上で、地政学的な緊張がいかに大きな影響を及ぼすかを浮き彫りにしている。中国当局は2023年に施行した新規則により、国家の利益を脅かす可能性のある国外上場を審査・阻止する権限を強化している。

市場への影響

Sheinの大型上場が実現すれば、今年、世界有数のIPO市場として存在感を増している香港にとって大きな追い風となる。CSRCは過去12カ月で180件以上のIPOを承認しており、香港の株式資本市場の活性化に貢献している。

Sheinは2022年に本社をシンガポールに移転したが、サプライヤーの大部分が中国国内に拠点を置いているため、引き続き中国のIPO規則の対象となっている。同社は、サプライチェーンにおける労働問題や環境への影響など、多くの課題を抱えており、これらは上場後も投資家からの厳しい視線にさらされる可能性がある。

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