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SEB株が急伸、第2四半期決算が予想上回り52週高値更新

Summary
スウェーデンの大手銀行スカンジナビスカ・エンスキルダ・バンケン(SEB)の株価が15日、予想を大幅に上回る好調な第2四半期決算を発表したことを受け急伸した。手数料収入が過去最高を記録したことや、信用リスクの改善が好感された。
スウェーデンの大手銀行スカンジナビスカ・エンスキルダ・バンケン(SEB)の株価が15日、2026年第2四半期決算が市場予想を上回ったことを受けて4.9%急伸し、213.8スウェーデン・クローナ(SEK)に達した。取引時間中には一時215.2クローナまで上昇し、52週高値を更新した。
予想を上回る好決算
同行が発表した第2四半期決算は、広範な分野で市場予想を上回る力強い内容となった。主な業績は以下の通り。
- 営業利益: 前年同期比4%増の107.7億クローナ
- 純利益: 同5%増の86.6億クローナ
- 1株当たり利益(EPS): 4.40クローナ。市場コンセンサス予想の3.91クローナを約12.5%上回った。
- 営業収益: 融資量の増加と手数料ビジネスの貢献により、同3%増の200.6億クローナとなった。
手数料収入と資産健全性が好感
今回の決算で特に注目されたのは、投資銀行業務および富裕層向け資産管理部門の活発な取引を反映し、純手数料収入が前年同期比8%増の71.9億クローナと四半期ベースで過去最高を記録した点だ。また、良好な市況と純資金流入を背景に、運用資産残高(AUM)も過去最高の3兆700億クローナに達した。
Ad投資家にとっての懸念材料であった信用リスクも大幅に改善した。予想信用損失は前期の5億4600万クローナから3億4500万クローナに減少し、資産の健全性に対する信頼感が高まった。自己資本利益率(ROE)は15.7%(調整後ベースでは17.4%)に達した。
市場の反応と背景
SEBは2026年通期のコスト目標を据え置いており、経営陣の費用規律に対する自信を示した。この決算は、前日に発表された米大手銀行の好決算を受けて金融セクター全体に楽観的な見方が広がっていた中で発表された。
ストックホルム証券取引所の主要株価指数であるOMXS30指数が堅調に推移するなど、良好な市場環境も株価を押し上げる要因となった。予想を上回る業績、過去最高の手数料収入、そして信用指標の改善が組み合わさり、同行の株価はここ数ヶ月で最大級の上昇を記録した。