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サンタンデール銀行株が好決算で逆行高、上半期は過去最高益を記録

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スペインの金融大手サンタンデール銀行が22日に発表した2026年上半期決算は、過去最高の利益を達成した。金利収入が市場予想を上回ったことなどが好感され、欧州株式市場が軟調に推移する中、同行の株価は一時2.2%上昇し、市場の注目を集めた。
過去最高の上半期決算
同行が発表した2026年1~6月期の帰属純利益は89億7300万ユーロとなり、前年同期比で31%の大幅な増加となった。これにはポーランド子会社の売却に伴う一時的な利益が含まれている。
この一時的要因やTSB統合に伴うリストラ費用を除いた基礎的利益は73億2800万ユーロとなり、前年同期比で約15%増加した。これはグループにとって過去最高の水準であり、本業の収益力の強さを示している。
市場予想を上回る金利収入と今後の見通し
第2四半期(4~6月期)においても、銀行の収益性の重要な指標である純金利収入(NII)が116億9000万ユーロに達し、アナリスト予想の114億5000万ユーロを上回った。また、手数料収入も前年同期比で12%増加し、多様な収益源を確保していることが示された。
Adアナ・ボティンCEOは、2026年通期の業績目標を再確認。前年を上回る利益の達成や、69億ユーロ規模の自社株買いプログラムの実行を改めて表明したことが、投資家の信頼感をさらに高めた。
市場環境と株価への影響
当日の欧州株式市場は、汎欧州STOXX 600指数が下落するなど、軟調な地合いだった。決算内容では、貸倒引当金が前年同期比で13%増の約33億5000万ユーロとなったことが唯一の懸念材料とされた。
しかし、記録的な利益、主要な収益源である金利収入の力強さ、そして経営陣による通期見通しの維持がこれらの懸念を上回り、株価を押し上げる十分な材料となった。同行の株価は上昇し、52週高値である12.594ユーロに迫っている。