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サムスン、折りたたみスマホ新機種発表 半導体コスト増で一部値上げ

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Jul 22, 20261 min read
サムスン、折りたたみスマホ新機種発表 半導体コスト増で一部値上げ
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サムスン電子は22日、ロンドンで開催したイベントで、新型の折りたたみ式スマートフォン3機種を発表しました。半導体メモリー価格の高騰を受け、一部モデルの価格を引き上げる一方、アップルが参入すると見られる同市場での競争激化に備えます。

新製品の概要と価格戦略

今回発表されたのは「Galaxy Z」シリーズの3モデルで、すべてにアルファベット傘下グーグルのAI「Gemini」が搭載されています。主な製品と価格は以下の通りです。

  • Galaxy Z Fold8: 新たに投入されたパスポートサイズのモデル。動画視聴などを重視し、より広い画面を特徴とする。価格は1,899ドル。
  • Galaxy Z Fold8 Ultra: 上位モデル。前モデルから100ドル値上げされ、2,099ドル。
  • Galaxy Z Flip8: 縦折り式のモデル。こちらも100ドル値上げされ、1,199ドル。

市場環境と競争の激化

今回の価格改定の背景には、半導体メモリー価格の急騰があります。調査会社Omdiaのデータによると、メモリーとストレージはプレミアムモデルの部材コストの30%以上を占めており、サムスンのモバイル部門の利益率を圧迫する要因となっています。一部のアナリストは、同社の半導体事業が好調な一方で、モバイル事業は4-6月期に初の四半期赤字を計上する可能性を指摘しています。

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市場では、サムスンが開拓した折りたたみスマホ分野に、年内にもアップルが参入するとの観測が強まっています。調査会社IDCのバイスプレジデント、フランシスコ・ジェロニモ氏はロイターに対し、「戦略的に、これはサムスンにとって最も重要な折りたたみスマホの発表の一つだ。自ら作り上げたカテゴリーを防衛する必要がある」と述べ、競争環境が厳しくなる中での重要な製品投入との見方を示しました。

市場予測と今後の見通し

IDCの予測によれば、2026年の世界のスマートフォン市場全体は、メモリーチップ不足などの影響で過去最大の14%縮小する見通しです。しかし、ニッチながらも成長を続ける折りたたみスマホの出荷台数は、対照的に20%増加すると予測されています。

IDCは、市場全体が縮小する中でも、サムスンは2026年に世界市場でのシェアを拡大する可能性が高いと分析しており、高付加価値製品である折りたたみスマホの成否が、同社の業績を左右する重要な要素となりそうです。

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