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サイア株が時間外で上昇、BofAが投資判断を「買い」に引き上げ

米国のトラック輸送大手サイア(Saia, NASDAQ: SAIA)の株価が13日の時間外取引で3.7%上昇した。バンク・オブ・アメリカ(BofA)証券が同社の投資判断を「中立」から「買い」に引き上げたことが直接の材料となった。
BofAによる投資判断引き上げ
BofA証券はサイアの投資判断を「買い」に格上げし、目標株価を従来の499ドルから502ドルへとわずかに引き上げた。ウォール街の主要金融機関によるこの動きは、同社に対する信頼感の高まりを示すものとして市場に受け止められている。
この格上げを受け、同社の株価は時間外取引で436.46ドルで推移。52週高値である494.71ドルにはまだ及ばないものの、アナリストの強気な見方が株価を押し上げる形となった。
アナリスト評価の改善傾向
BofAの判断は、ここ数週間に見られるアナリストからの肯定的な評価が相次ぐ中で発表された。他の金融機関からも強気な見方が示されている。
Ad- シティグループ: 7月9日に投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を488ドルに設定。
- UBS: 「買い」の評価を維持し、目標株価を527ドルとしている。
- エバーコアISI: 7月1日に「アウトパフォーム」に格上げし、目標株価を493ドルとした。
今回のBofAの動きにより、サイアに対するアナリストの評価は「買い」が11件、「中立」が8件、「売り」が2件となり、コンセンサスは着実に改善している。
好調なファンダメンタルズが下支え
アナリストの楽観的な見方は、同社の堅調な業績データに裏付けられている。サイアが発表した2026年第1四半期決算では、希薄化後1株当たり利益(EPS)が1.86ドルと市場予想(1.82ドル)を上回り、売上高も8億620万ドルと予想を約2.2%上回った。
さらに、4月と5月のLTL(トラック積載量未満貨物)事業の営業データも好調で、1営業日あたりの貨物トン数は前年同月比でそれぞれ6.9%、8.4%増加した。同社は2年以上ぶりに営業利益率が前期比で改善するとの見通しを示しており、これが投資家の期待を高めている。市場の注目は、7月30日に予定されている第2四半期決算で利益率の改善が確認できるかに集まっている。