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ロブロックス株、高値から57%下落 AIへの転換とエンゲージメントリスクで賛否両論

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Jul 21, 20261 min read
ロブロックス株、高値から57%下落 AIへの転換とエンゲージメントリスクで賛否両論

Summary

メタバースプラットフォームのロブロックス株は52週高値から大幅に下落。AIを活用したクリエイターツールの導入を好感する強気派と、ユーザーエンゲージメントの低下や収益性を懸念する弱気派の間で見方が分かれている。

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メタバースプラットフォームを手掛けるロブロックス(RBLX)の株価は、52週高値から57.5%下落し、投資家の間で評価が二分している。同社がAI(人工知能)を活用した事業転換で新たな成長段階に入るという強気な見方と、ユーザーエンゲージメントの低下や収益性の欠如を懸念する弱気な見方が対立している状況だ。

強気派の論拠:AIと底打ちの兆し

強気派は、依然として堅調な成長を続ける売上高を評価している。同社の過去12ヶ月間(TTM)の売上高は53億ドルに達し、前年同期比で38%の増加を記録した。アナリスト34人中22人が「買い」の評価を付けており、売上拡大への期待は根強い。

特に注目されるのが、AIを活用したモバイルゲーム制作ツール「Build」の発表だ。このツールはテキスト入力からゲームを自動生成するもので、7月28日にニュージーランドで公開アルファ版が開始される。成功すれば、コンテンツ制作のハードルが劇的に下がり、プラットフォームの魅力をさらに高める可能性がある。

バークレイズは、6月中旬の年齢別アプリ導入後にエンゲージメントが「上向き」に転じていると指摘。ブッキング(予約売上高)の成長は2026年第3四半期に底を打ち、2027年に再加速すると予測している。

弱気派の懸念:エンゲージメントと収益性

一方、弱気派は複数のリスクを指摘している。レイモンド・ジェームスによると、6月の年齢確認システム導入後、プラットフォームの総ユーザー数は約20%減少した。シティのデータでも、ピーク時の同時接続ユーザー数は1,530万人と前年同期比で5%減少している。

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収益性も大きな課題だ。アナリストは同社が今年中に黒字化するとは見ておらず、高い株式報酬費用やキャッシュバーン(現金の流出)を伴う「コスト度外視の成長」モデルは、リスクに敏感な現在の市場環境では危険視されている。

ウェルズ・ファーゴは、第3四半期のブッキングが17.2億~17.8億ドルとなり、市場コンセンサスの18.44億ドルを下回ると予測。株価は大幅に下落したものの、売上高や自己資本に対する株価の倍率は依然として高く、割安感は限定的との見方もある。

今後の展望:AIが転換点となるか

ロブロックスが直面する中心的な課題は、子供向けゲームプラットフォームから、AIを架け橋としてより広範なインタラクティブ・エンターテインメント・エコシステムへと移行できるかどうかだ。目先では年齢確認システムの導入が逆風となっているが、AIツール「Build」の投入がこの流れを変える起爆剤となる可能性がある。

今後の焦点は、エンゲージメント指標が回復基調に戻るかどうかであり、強気派はこれを期待している。一方で弱気派は、さらなる業績見通しの下方修正を警戒しており、当面は両者の綱引きが続くとみられる。

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