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リオ・ティント、第2四半期の鉄鉱石販売が5%増 通期見通しは据え置き

Summary
資源大手のリオ・ティントが発表した第2四半期決算は、ピルバラ事業の好調により鉄鉱石の販売量が前年同期比5%増加した。一方、銅生産は減速したが、2026年の主要な生産見通しは維持された。
資源大手のリオ・ティント(ASX:RIO)は、第2四半期の鉄鉱石販売量が前年同期比で5%増加したと発表した。ピルバラ事業における好調な業績が銅生産の弱さを補い、2026年の通期生産見通しは据え置かれた。
鉄鉱石が好調、銅は減産
同社が発表した第2四半期の業績報告によると、世界の鉄鉱石販売量は前年同期比5%増の8,880万トンに達した。特に、中核事業であるピルバラ地区の鉄鉱石販売量は同7%増の8,530万トンとなり、2020年以来の四半期最高水準を記録した。
上半期ベースでは、ピルバラ地区の鉄鉱石生産量は6%増加し、2018年以来の上半期最高となった。サイモン・トロット最高経営責任者(CEO)は、この鉄鉱石事業の記録的な生産、オユ・トルゴイ銅鉱山の生産本格化、地政学的な不確実性にもかかわらず強靭だったアルミニウム事業が、上半期の銅換算生産量を3%押し上げたと述べた。
一方で、第2四半期の銅生産量は、ケネコット鉱山およびエスコンディーダ鉱山での生産量減少を反映し、前年同期比で7%減の21万3,000トンとなった。ただし、上半期ベースでは1%の微増を確保している。
Ad通期見通しとコスト削減
リオ・ティントは、2026年の主要な生産見通しをすべて据え置いた。投資家にとっては、同社が主要事業の生産目標を維持したことが安心材料となる可能性がある。
注目すべき点として、同社は2026年の銅C1正味単位コスト(純キャッシュコスト)の見通しを、従来の1ポンド当たり65~75セントから30~50セントへと大幅に引き下げた。これは、金価格の上昇と生産性向上によるものだと説明している。
また、中東紛争による事業への影響は限定的であるとしつつも、ホルムズ海峡や世界のサプライチェーンを巡るリスクについては引き続き監視する姿勢を示した。