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英ポンド、対ドルで下落 FRBのタカ派観測がドルを押し上げ

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Sep 3, 20261 min read
英ポンド、対ドルで下落 FRBのタカ派観測がドルを押し上げ
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水曜日の外国為替市場で、英ポンドが対米ドルで下落した。米連邦準備制度理事会(FRB)がより積極的な金融引き締め策を続けるとの市場観測が強まり、ドルが買われたことが主な要因となっている。

FRBのタカ派姿勢がドルを押し上げ

市場では、先週のケビン・ウォルシュ元FRB理事によるタカ派的な発言を受け、FRBが引き締めサイクルを継続するとの見方が強まっている。オランダの金融大手INGのアナリストは、このFRBの引き締めシナリオがドル相場を支え、低金利通貨に対してドル高が進むと指摘している。

  • 米国東部時間午前3時52分(日本時間午後3時52分)時点で、ポンド/ドル(GBP/USD)は0.04%安の1.3509ドルに下落。
  • ユーロ/ドル(EUR/USD)も0.13%安の1.1577ドルで推移した。

INGのグローバル市場責任者であるクリス・ターナー氏は、ドル指数(DXY)が「100.10~100.20の領域へ段階的に上昇する」との見方を示している。同氏によると、FRBはインフレ低下のペースが不十分である一方、経済は依然として「かなり力強い」と判断しており、9月の利上げが基本シナリオとして織り込まれつつあるという。

市場の注目は米経済指標とFRB高官発言

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投資家は、水曜日に発表されるFRBの地区連銀経済報告(ベージュブック)や、ADP雇用統計、耐久財受注などの経済指標に注目している。また、木曜日にはクリストファー・ウォラーFRB理事の講演も予定されている。

INGは、ウォラー理事が9月16日の連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、利上げ期待をさらに強める発言をすると予想している。ターナー氏は「たとえ労働市場のデータが弱かったとしても、必ずしもFRBの利上げを妨げるものではないだろう」と分析している。

ドル全面高がポンドの重しに

今回のポンド下落は、英国固有の経済・政治的要因によるものではなく、FRBの政策見通しの再評価に伴うドル全面高を反映したものだ。INGは、ユーロもエネルギー価格の上昇とFRBのタカ派姿勢という二重の圧力にさらされており、EUR/USDは1.15ドル近辺まで下落する可能性があるとみている。

一方でINGは、長期の米国債利回りが予想以上に低下した場合、ドル高シナリオに対するリスクとなり得るとも指摘している。その場合、市場のボラティリティが高まる中で、ドルが部分的に下落する可能性も残されている。

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