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英国の小売売上高が予想外に好調だったことと米ドル安を受けて、英ポンドが上昇

Summary
英国ポンドは金曜日、8月の小売売上高が予想外に増加したことと、原油価格が最近の高値から下落したことによる米ドルの反落に支えられ、上昇した。
英国ポンドは金曜日、予想をはるかに上回る国内小売売上高データとドル安の広がりを受けて、対米ドルで上昇した。午前4時18分(米国東部時間)時点で、GBP/USD通貨ペアは0.11%高の1.3373ドルで取引されている。
英国の個人消費が予想外の回復
英国国家統計局が発表したデータによると、8月の小売売上高は予想を裏切り、0.5%増加した。これは、0.2%の減少を予想していた市場予想を大きく上回る結果となった。この数字は、7月の修正前の0.5%減から大幅な回復を示している。
この増加は、供給問題の影響を受けていた百貨店の回復と、7月の低迷から回復したオンライン小売業者の回復によって牽引された。前年同月比では、小売売上高は2.4%増加した。しかし、小売業者によると、消費者が価格上昇を受けて燃料タンクを満タンにせず、部分的にしか給油していないため、燃料販売量は減少した。
原油価格下落でドル安
英国の経済指標はポンドにとって追い風となったものの、アナリストはポンドの上昇は主に米ドル安によるものだと指摘している。米連邦準備制度理事会(FRB)のタカ派的なシグナルに後押しされたドルの最近の上昇は、原油価格の下落に伴い勢いを失った。
AdINGの為替ストラテジスト、フランチェスコ・ペソーレ氏はメモの中で、「FRB会合後、原油価格の下落がドルの上昇モメンタムを抑制した」と述べている。INGの分析によると、ポンドの動きは小売統計に基づく直接的な価格調整よりも、ドルの動向に大きく影響されたという。
市場見通しと中央銀行政策
水曜日の会合で示された米連邦準備制度理事会(FRB)のタカ派的な姿勢は引き続きドルを下支えしており、市場は10月の追加利上げの可能性を織り込んでいる。投資家は今後のFRB当局者の講演から、さらなる政策の手がかりを得ようと注視している。
一方、欧州中央銀行(ECB)の複数の政策担当者も今週、タカ派的な姿勢を示しており、クリスティーヌ・ラガルドECB総裁は金曜日に講演を予定している。しかし、INGは新たなシグナルが発せられる余地は限られており、ユーロの当面の下落リスクは対ドルで1.140レベルにあると指摘している。