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現物原油価格、供給障害で2カ月ぶり高値に

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Jul 24, 20261 min read
現物原油価格、供給障害で2カ月ぶり高値に

Summary

イランやウクライナ情勢に絡む供給障害を受け、中東や欧州の現物原油価格が2カ月ぶりの高水準に急騰した。国際指標のデーテッド・ブレントは1バレル100ドルを突破している。

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Background

中東、欧州、アフリカの現物原油価格が今週、2カ月ぶりの高値に急騰した。イランとウクライナでの紛争に関連した供給障害により、買い手が代替供給源の確保を急いだことが背景にある。

地政学リスクが供給を圧迫

イランの支援を受けるイエメンのフーシ派が紅海でタンカーを攻撃したことで、一部のサウジアラビア産原油がアフリカ経由の迂回ルートを余儀なくされた。この攻撃は、米国とイランの暫定的な和平合意が決裂し、ホルムズ海峡経由の輸出に対する混乱が増大した中で発生した。

一方、カザフスタンは木曜日、ウクライナのドローン攻撃が疑われる事態により、黒海にある主要な輸出ターミナルが閉鎖され、石油生産を削減したと発表した。これによりCPCブレンド原油の供給に影響が出ている。

主要指標は軒並み上昇

これらの供給懸念を背景に、現物市場の価格は顕著に上昇している。世界の現物取引の6割以上の価格決定に用いられる国際指標デーテッド・ブレントは、LSEGのデータによると木曜日に1バレル105.70ドルに達した。これは5月下旬以来の最高値であり、6月上旬以降で初めて100ドルの大台を上回った。

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その他の指標も上昇している。

  • 北海フォーティーズ原油は金曜日に108.77ドルまで上昇した。
  • ロイターのデータによると、中東産ドバイ原油のスワップに対するスポット・プレミアムは木曜日に1バレル12.74ドルへと倍増した。
  • オマーン産原油のプレミアムも12.62ドルに上昇し、両指標とも5月末以来の最高水準を記録した。

市場への影響

現物価格の急騰は、実物市場の需給が逼迫していることを示している。地政学的な混乱により安定供給への懸念が高まる中、買い手は代替となる原油の確保に奔走しており、これが各地域のプレミアムを押し上げる直接的な要因となっている。この動きは、先物市場にも影響を与える可能性がある。

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