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原油価格が6週間ぶり高値、米・イランの緊張激化で供給懸念

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Jul 23, 20261 min read
原油価格が6週間ぶり高値、米・イランの緊張激化で供給懸念

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中東の地政学リスクが再燃し、世界の主要な航路で供給が脅かされているとの懸念から、原油先物価格が約6週間ぶりの高値まで急騰した。

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原油先物価格は、米国とイランの対立が激化し、紅海で石油タンカーが攻撃されたことを受けて供給懸念が強まり、1.5%以上上昇して約6週間ぶりの高値を付けた。市場は、米国の週間在庫統計が予想外に増加したことよりも、地政学リスクの高まりを重く見ている。

## 中東の緊張が価格を押し上げ

ロイター通信によると、米国がイランに対して12夜連続となる攻撃を実施したことが、価格上昇の直接的な引き金となった。トランプ米大統領が、イランによるホルムズ海峡での船舶への攻撃に対し、イランの橋や発電所を破壊すると警告したことで、両国間の緊張は一層高まっている。

イランの革命防衛隊は、ホルムズ海峡南方の機雷が敷設されたルートを通過しようとした石油タンカーが爆発後に炎上したと発表。革命防衛隊は、米国の行動が続く間、同海峡は「完全に封鎖」され、管理下にあると警告しており、世界のエネルギー供給における最重要航路の一つでの混乱リスクが浮き彫りとなっている。

## 紅海でも供給リスクが顕在化

イランと連携するイエメンのフーシ派は、サウジアラビアの石油を運ぶ船舶をバブ・エル・マンデブ海峡で標的にすると脅迫し、サウジアラビアに対する海上封鎖を発表したことで、新たな火種が生まれている。フーシ派はサウジアラビアの石油タンカー2隻を標的とする軍事作戦を実行し、うち1隻が紅海で被弾したと主張している。

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この動きは、ペルシャ湾岸地域を越えて、世界のエネルギー供給網に混乱が広がる可能性を示唆している。フーシ派はまた、サウジアラビアの港に向かう船舶に警告した後、約10隻の船を退却させたと主張しているが、ロイターはこの情報を独自に確認できていない。

## 市場の反応と米国の在庫状況

指標となるブレント原油先物は一時1.93ドル(2%)高の1バレル=96ドルと、6月8日以来の高値を記録した。米国のウエスト・テキサス・インターミディエイト(WTI)原油先物も1.44ドル(1.7%)高の88.27ドルまで上昇した。

一方で、米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間在庫統計では、国内の原油在庫が200万バレル増加した。これは、アナリスト予想の110万バレル減少とは対照的な結果であり、通常は価格の下落要因となる。しかし、市場参加者は現在、差し迫った地政学リスクと将来の供給途絶の可能性を、米国内の短期的な需給バランスよりも重視している。

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