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NZドル急落、米ドル高でアジア通貨は全面安

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Sep 2, 20261 min read
NZドル急落、米ドル高でアジア通貨は全面安
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水曜日のアジア外国為替市場では、米ドルが2週間ぶりの高値圏で推移する中、アジア通貨が総じて下落した。特にニュージーランドドルは、中央銀行が利上げを決定したにもかかわらず、今後の金融引き締めに対する見通しが市場の予想ほどタカ派的ではなかったことから急落した。

NZドル、利上げもハト派的見通しで急落

ニュージーランド準備銀行(RBNZ)は市場の予想通り、政策金利であるオフィシャル・キャッシュレートを25ベーシスポイント引き上げ2.75%とすることを決定した。しかし、その後の声明で示された将来の金融政策に関する文言が「意図的に曖昧で、非常に条件的」であると受け止められたため、ニュージーランドドルは売られた。

ANZのアナリストは、RBNZの政策軌道は10月の追加利上げを示唆しておらず、この見方が相場の重しになったと指摘している。この発表を受け、対米ドルでのニュージーランドドルは0.9%下落し、0.5843ドルと8月13日以来の安値を付けた。

ドル高の背景:米金利上昇と利上げ観測

米ドルは、米国債利回りの上昇と9月の連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ期待の高まりを背景に、安全資産としての魅力を増している。最近発表された米国の7月JOLTS求人件数や8月ISM製造業景況指数は市場予想を下回ったものの、市場の利上げ観測は後退していない。

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CME FedWatchツールによると、市場が織り込む9月の利上げ確率は、1週間前の約40%から68%に上昇した。DBS銀行のフィリップ・ウィー氏は、米国によるイランへの新たな攻撃もドルのヘイブン需要を後押ししたと指摘している。投資家は、今週金曜日に発表される米雇用統計と来週の消費者物価指数(CPI)を、9月の連邦公開市場委員会(FOMC)を前にした重要な判断材料として注視している。

円は160円台、日銀の9月利上げ議論に注目

一方、ドル円相場は160.21円まで上昇し、円は市場が注視する160円台で推移している。日本銀行の植田和男総裁は、9月17-18日の金融政策決定会合で利上げについて議論する考えを示しており、これが9月利上げへの期待を強めている。

日銀の審議委員である高田創氏も、より機動的な利上げを求めたと報じられており、市場の関心は9月の会合に集まっている。また、オーストラリアドルは、豪10年国債利回りが2011年7月以来の高水準となる5.25%に達したものの、対米ドルで軟調に推移した。

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