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ネットフリックス株が9%急落、弱い業績見通しで成長懸念が再燃

Summary
動画配信大手ネットフリックスは、2四半期連続で市場予想を下回る業績見通しを発表したことを受け、株価が急落。成長の持続性に対する投資家の疑念が深まっている。
動画配信サービスの巨人、ネットフリックスの株価が17日の時間外取引で9.2%急落した。同社が2四半期連続で市場予想を下回る弱い業績見通しを示したことで、成長の勢いを維持する能力に対する投資家の懸念が強まった。
失望を招いた業績見通し
ネットフリックスが16日に発表した見通しでは、1株当たり利益(EPS)と売上高がいずれもアナリストの予想を下回った。これを受け、ロイター通信によると、少なくとも11人のアナリストが同社の目標株価を引き下げている。
同社は広告付きプランの導入やライブコンテンツへの進出、料金引き上げなどを通じてユーザー1人当たりの収益向上を図ってきた。しかし、ウォルト・ディズニーのような伝統的なメディア企業や、YouTubeなどのソーシャルメディアとのユーザー獲得競争は激化の一途をたどっている。
アナリストは「興奮に欠ける」と指摘
ピボタル・リサーチ・グループのアナリスト、ジェフリー・ウロダルチャク氏は「ストーリーに興奮が欠けている」と述べ、依然として会員数の伸びが同社のビジネスの中核であると指摘した。同氏は、若年層が長編コンテンツよりも無料のソーシャルメディアプラットフォームに流れる傾向が強まっていると分析している。
Adこの傾向は、会員数の伸びの鈍化につながる可能性があり、同社はこれを補うために「より積極的な価格引き上げとコンテンツへの投資」で対抗しようと試みる可能性があると、ウロダルチャク氏はみている。
透明性の低下と今後の課題
投資家の不透明感を増しているのは、同社の情報開示方針の変更だ。ネットフリックスは2025年に四半期ごとの会員数発表を停止しており、さらに2027年1月からは、年2回公表していた視聴時間レポートを年1回に削減する予定だ。
ジェフリーズのアナリストによると、2026年上半期は弱気筋の懸念を払拭するには至らず、下半期のコンテンツラインナップも前年同期に比べて見劣りするという。同社の株価は、2025年6月に付けた史上最高値から44%以上下落している。