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ナスダック株が逆行高、市場予想上回る好決算を好感

Summary
取引所運営のナスダックが発表した第2四半期決算は、売上高・利益ともに市場予想を上回り、株価は時間外取引で上昇した。市場全体が下落する中、全部門での2桁成長が好感された。
取引所運営大手ナスダック(NDAQ)が発表した2026年第2四半期決算が市場予想を上回ったことを受け、同社の株価は時間外取引で2.0%上昇した。他のハイテク大手企業の決算内容やマクロ経済への懸念から主要株価指数が下落する中、同社固有の好材料が際立った。
予想を大幅に上回る第2四半期決算
7月23日(米国東部時間)に発表された決算報告によると、ナスダックの第2四半期の業績はアナリスト予想を大きく上回った。
- 調整後1株当たり利益(EPS): 1.07ドル。市場コンセンサス(約0.97~0.98ドル)を大幅に超過。
- 純収益: 15億ドル。前年同期比15%増となり、こちらも市場予想を上回った。
好調な業績に加え、取締役会は1株当たり0.31ドルの四半期現金配当を宣言した。この配当は2026年9月25日に支払われる予定で、株主還元への継続的な姿勢を示している。
全事業部門で2桁成長を達成
Ad決算内容を詳しく見ると、全部門で力強い成長が見られた。キャピタル・アクセス・プラットフォーム部門の収益は前年同期比19%増の6億2100万ドル、フィナンシャル・テクノロジー部門は同16%増の5億3900万ドルに達した。
特にインデックス事業の成長が著しく、収益は前年同期比38%増の2億7100万ドルとなった。これは、ナスダックブランドの上場投資信託(ETP)における運用資産残高(AUM)の増加や、7月初旬にスペースXがナスダック100指数に採用されたことなどが寄与した。
市場全体の地合いとは対照的な動き
ナスダックの株価上昇は、市場全体の軟調な地合いとは対照的だ。同日の時間外取引では、S&P500種株価指数が1.05%、ダウ工業株30種平均が1.17%、ナスダック総合指数が1.56%それぞれ下落している。
市場全体への圧力は、一部の大型ハイテク株の期待外れな決算、地政学的緊張、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策を巡る不透明感などが背景にある。このような環境下で、ナスダックの株価上昇はセクター全体の追い風によるものではなく、同社の多角的な収益モデルと堅調な業績に対する投資家の信認を反映した、個別要因によるものと言える。