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NASA、新型ローマン宇宙望遠鏡の寿命が22年に倍増する可能性を発表

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Sep 17, 20261 min read
NASA、新型ローマン宇宙望遠鏡の寿命が22年に倍増する可能性を発表
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米航空宇宙局(NASA)は、最新の旗艦天文台であるナンシー・グレース・ローマン宇宙望遠鏡について、その運用寿命が当初の計画を大幅に上回り、22年に達する可能性があると発表しました。これは、当初見込まれていた10年(主要ミッション5年、延長ミッション5年)から2倍以上の延長となります。

打ち上げと軌道修正の成功が鍵

NASAによると、寿命が大幅に延長される見込みとなった背景には、複数の要因があります。8月30日にスペースX社のファルコン・ヘビーロケットで実施された打ち上げが極めて正確だったことに加え、最初の軌道修正マヌーバーで消費した燃料が、予算の10%未満と非常に少なかったことが挙げられます。

NASAゴダード宇宙飛行センターのジェイミー・ダン所長は、NASAのブログ投稿で「軌道力学チームによる精緻な計画、運用チームによる見事な実行、そしてスペースXによる正確な打ち上げの結果、ローマンは少なくとも22年間の科学運用が可能な燃料を確保した」と述べています。

燃料搭載量の最適化

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さらに、打ち上げ前の燃料搭載量も寿命延長に寄与しました。NASAゴダードの推進リーダーであるアリソン・ラオ氏によると、宇宙船の質量は設計・製造過程で変動するため、推進剤の予算は最大値に基づいて設定されます。ローマン望遠鏡の最終的な質量が予算より軽かったため、10年の運用要件分だけでなく、タンク容量の上限まで推進剤を充填することが可能になったとのことです。

宇宙探査への貢献

ローマン宇宙望遠鏡は、地球から約160万km離れたラグランジュ点L2(L2)へ向かっており、12月初旬に到達する予定です。その主な任務は、暗黒エネルギーや暗黒物質といった宇宙の大きな謎の解明、広大なスケールでの重力理論の検証、そして太陽系外惑星の探査です。

ハッブル宇宙望遠鏡やジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の観測能力をさらに発展させるこのミッションが長期化することにより、宇宙物理学や宇宙論における発見がさらに加速することが期待されます。これは、プロジェクトへの投資対効果を最大化し、より多くの科学的成果を生み出すことにつながります。

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