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マイクロソフト株が時間外で急騰、第4四半期決算が予想を大幅に上回る

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マイクロソフトが発表した第4四半期決算は、売上高と利益が共に市場予想を上回り、クラウド事業「Azure」の力強い成長が示された。これを受け、同社株は時間外取引で8.9%急騰した。
米マイクロソフトが29日に発表した会計年度第4四半期(4~6月期)決算が、売上高・利益ともに市場予想を大幅に上回ったことを受け、同社の株価は時間外取引で8.9%急騰した。クラウド事業の好調な成長と、AI(人工知能)分野への大規模投資が収益化につながっていることが示された。
第4四半期決算、市場予想を上回る
同社が発表した第4四半期の決算内容は以下の通り。
- 調整後1株当たり利益(EPS): 4.74ドル。市場コンセンサス予想の約4.24ドルを上回った。
- 売上高: 前年同期比18%増の900.1億ドル。市場予想の約876.2億ドルを上回った。
また、AIラボ「Anthropic」への出資による32億ドルの利益がGAAPベースの純利益を押し上げたことも報告された。
AI投資が結実、Azureが成長を牽引
Ad決算の中でも特に注目されたのは、クラウドプラットフォーム「Azure」の売上高が43%増という力強い成長を遂げた点だ。この数字は、会社自身が示していた39%~40%のガイダンスレンジを超えるものであり、AIインフラへの巨額投資が具体的な成果を生み始めていることを投資家に印象付けた。
さらに、法人向けAIアシスタント「Microsoft 365 Copilot」の有償契約数は、前四半期の2,000万から3,000万以上に増加しており、AIの収益化が加速していることを示している。エイミー・フッド最高財務責任者(CFO)は、2026年の設備投資計画に変更がないことを明言し、1,900億ドルに上るAI関連投資への懸念を払拭した。
市場の反応と背景
この時間外での株価急騰は、通常取引での軟調な地合いとは対照的だった。同日の市場では、米連邦準備理事会(FRB)が政策金利を3.50%~3.75%の範囲で据え置いたことを受け、S&P 500やナスダック総合指数は下落していた。
マイクロソフトの株価は2026年に入ってから52週高値(555.45ドル)を大きく下回って推移しており、株価が比較的割安な水準にあったことも、今回の好決算に対するポジティブな反応を増幅させる一因となったとみられる。