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メルカドリブレ株が下落、ドル建て社債発行で財務レバレッジ拡大を懸念

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Sep 9, 20261 min read
メルカドリブレ株が下落、ドル建て社債発行で財務レバレッジ拡大を懸念
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南米のEコマース大手メルカドリブレの株価が9日の午前中の取引で2.6%下落した。ブルームバーグが報じた同社のドル建て社債発行計画が、財務レバレッジの拡大と収益性への懸念を呼び、売り材料となった。

予想外のドル建て社債発行

ブルームバーグによると、メルカドリブレは2036年満期のドル建て社債を発行する。これは同社にとって過去3度目となるグローバル債券市場での資金調達となる。発行条件は、当初の利回りスプレッドが同期間の米国債を約160ベーシスポイント上回る水準で提示されている。

調達資金の使途は「一般事業目的」とされており、株式投資家を安心させるような具体的な成長戦略が示されなかった。このため、投資家はバランスシートの悪化を警戒。ゴールドマン・サックスやJPモルガンなどが主幹事を務める今回の起債は、フィッチ、S&Pグローバル、ムーディーズから投資適格級で最も低い「BBB-/Baa3」の格付けを取得している。

収益性への懸念が再燃

今回の起債は、すでに圧迫されていた同社の収益性に対する投資家の懸念をさらに強める形となった。同社の直近の2026年第2四半期決算では、売上高が前年同期比で約50%増加したにもかかわらず、純利益は前年同期比で減少しており、利益率の圧縮が課題となっていた。

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このような状況下での追加の負債は、財務規律に対する疑念を生じさせた。同社株は年初来高値の2,548.50ドルを大きく下回って取引されており、収益性の問題が株価の重荷となっていたことがうかがえる。

市場の反応

メルカドリブレ株は、寄り付きの1,900.44ドルから一時1,853.03ドルの日中安値をつけた。当日はS&P 500種株価指数が0.3%、ダウ工業株30種平均が0.5%下落するなど、市場全体が軟調だったことも株価の重しとなったが、同社株の下落率は主要3指数を大幅に上回った。

結論として、明確な成長戦略を伴わない突然の起債、既存の利益率圧縮、そして市場全体の地合いの悪化という複合的な要因が、メルカドリブレ株への売り圧力を強める結果となった。

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